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木曜日は東京にてレッスン。お怪我をされてしまったりお仕事の方がおられたりとお休みの方が重なり5コマと余裕のある日程になりました。お越し頂いた皆様有難うございました。しんどかったので、神様が与えて下さったお休みと思って空き時間は休ませて頂きました（弦の交換をしていました。オリーブは良い音＾＾）。
金曜日（前日に休めて疲労感は軽減しました）。近所の百塔珈琲の元店長さんが、小説をモチーフにしたコーヒーとお菓子を提供するイベントを北千住でなさると知って出かけた（「デクノボー喫茶」の名前で各地でアートとしてのコーヒーを提供する活動をなさっているようです）。
「ハイツひなげし」という小説だがわたしは読んだことが無い。けれども、目次に書いてある登場人物の名前と、登場人物の性格をイメージしたクッキーからどんな人物像か想像する話題で、たまたまご一緒した初対面の方と盛り上がった。小説内の人物像が実際にどうなのかは問題ではなく、限られた情報からいろんな人物像が想像できることが楽しく思った。
音楽も限られた情報から風景や人物像・感情の変化を想像するゲームのようなもの。限られた情報を巧みに操って「音楽」が命を持って動き始めるかのような表現が最高の演奏と言える。コーヒーやクッキーもアートだとするのなら、そこから想像力が生まれて独自の生命として動き始めるもの。それを勝手な妄想ながら実感できた興味深いイベントでした＾＾。
一杯のコーヒーを同じ顔と見るか一杯一杯が個性的と見るか
同じ一杯だって時間の経過で味が変わっていくもの
アパートの住人の小説なのですが、各部屋のドアの向こうには
ドアの形のような没個性な人が住んでいるのでしょうか？
