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19/6/15 ヴァイオリンも事実の積み重ねで

小ネタ

ビリー・ホリデイつながりで柴田淳がマイブーム中(女性ボーカルというつながりしかないが。自分でもつながりが分からん)。現代の中島みゆきな感じが良い感じ^^←さだまさし、中島みゆきは昔から好んで聴いています。

ヴァイオリンも事実の積み重ねで

金曜はヴァイオリンの勉強をさせて頂きに楽器店へ。いろいろ学ばせて頂きましたが、特にヴァイオリンの歴史上大変に重要な製作者の楽器から、フィンガリングやボウイングなど多く気づくところがありました。貴重な機会を頂き本当に有難うございました。

わたしは「事実の積み重ね」を重視している。

ヴァイオリンの世界は「お芸術な話」や「あれはするな」「これはするな」と言った話が多く、思考停止に陥ってしまいがちだ。コンクールを勝ち抜くなら思考は不要で先生に言われた通り手を動かすだけだ(思考しているヒマがあれば練習すべきだ)。けれども、自分で音楽を考える立場になったり教える立場になった時には、事実の裏付けと思考の量がなければ薄っぺらなものになってしまう。

世間で言われる常識・定説を知らないのは問題外だが、定説が実際のところどうなのか疑い検証をした経験の積み重ねが力になる。小賢しい知識には力はなく、自分で見て体験して少しずつ事実に気づいていくもの。

「ストラディヴァリ→とにかく素晴らしい」は思考停止の最たるものだが、ヴァイオリニストも含め多くの人が「なぜ素晴らしいのか」と理由を考える事は少ないように思える。そして名前を利用したビジネスはその思考停止の隙をついて行われているものだろう。

自分はものわかりが悪いのだろう。「これは白だ」→「はい白です」思えずに育った。これではヴァイオリニストにはなれない。でもそのものわかりの悪さが今になってようやく生きている。「弓の持ち方の理由」「弓を動かす速さや分量の理由」「良い楽器の理由」「名曲が名曲たる理由」等々、長年「なぜ」と考え続けてエビデンスを集め続けて自分なりに答えが見つかりつつある。

まだまだ道半ばではあるけれども、事実に接する機会を多くの方に与えて頂けるのは幸せなのだろうと思う。

 



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