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酔っ払いの下っ端国会議員の国際関係にヒビを入れるような妄言。各党の有力政治家の突き放した反応を見るに、この国は冷徹な判断で成り立っているのだと少し安心した。これに関して、「核武装論」についてウィキペディアだけれども読んでみたら大変に興味深いものだった。「核の傘」に守られているから安心と思い込まされていたが全くそうとは限らないこと、反面、核武装の現実的メリットは大変に薄いこと、大変冷徹なデリケートな判断の上で成り立っている平和と理解できた。
土曜は東京にて、日曜・月曜は愛知にて、火曜夕方は再び東京にてレッスン。土曜は8コマと大変多くの方にお越し頂きました。一方、愛知レッスンは比較的余裕のある日程でした。お越し頂いた皆様有難うございました。
愛知レッスンが余裕のある日程だったので2つほどやるべきことを。ひとつは実家の庭の草むしり^^;それから調整して頂いたヴァイオリンの弾き込み。
ヴァイオリンは駒・魂柱の交換と調整をして頂いて調子が良くなったが、部品の交換や調整の後はしばらく変化する。魂柱と表板・裏板が接する面、駒と表板の接する面など精度高く作業して頂いているが、それでも弦のテンションと演奏による振動で物理的な接し加減が変わるのだろう。
今回はレッスンをほぼ全てこの楽器で行い、また空き時間ででっかい音でチャイコフスキーやブラームスのコンチェルトなどを弾いたら、より低音が出るようになり弾く際の抵抗感が減少した。
弓も弾く事で少なからず変化する。アコースティックギターはもちろんエレキギターも弾く事で音は変化するし、オーディオ機器やギターアンプ類も鳴らしているうちに音が変わってくる。オールドヴァイオリンも音響的に元々精緻に作られている上で、やはり長い間弾かれたからこその音もあるだろう(それが良い音とは限りません。疲れてしまったような音の楽器も少なからずあるものです)。
楽器の価格は主に骨董価値に付いて「音の善し悪し」は価格を決める要素として割合は少ない。音は調整や振動を与えることによって少なからず変化するからこそ、たまに安価でも良い音の楽器が見つかる場合もあって楽しい^^。