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火曜〜木曜は東京にてレッスン。急遽お休みになられた方もおられたものの今週も多くの方にお越し頂きました。大変に久しぶりにお越しの方もおられとても嬉しく思いました^^。お越し頂いた皆様有難うございました。
ある程度テクニックが充実した方には音楽的に弾くお話をさせて頂くことがある。音のつなぎ方、フレージング、和声進行の意識、音楽的なストーリーのお話など。これらはよく言われることであるし、うちでもそれほど突飛でない事としてお話する。
それとは別に「楽器の持つ音楽性」「楽譜の持つ音楽性」etcがある。
現在エレキギターの整理をしようとしている(と言いつつ、先日増やしてしまって説得力なし^^;)。メロディが止まってしまう程に音楽的では無い楽器はこれまで多く買っては手放してきたが、最近ではそういう楽器が買う前に分かるようになり買う事が無くなった。手持ちの楽器は全て音楽的なものが残っているので整理もなかなか決断ができなくて。
楽器によってアドリブがどんどん続くもの/あまり続かないものがある。アドリブができるほどに様々な展開を感じさせ音楽が生まれる楽器が「音楽的な楽器」のひとつの基準だろう。でもその「音楽性」がなぜなのかなかなか説明がつかなくて。同じように音楽が止まってしまう楽譜/音楽が進む楽譜もあったりする。よく知った曲でも一方では弾けなくなってしまったりする不思議。
音楽は会話のキャッチボールのように相互作用的なもの。けれども共演者はもちろん、楽器だったり楽譜だったり案外多くの事と相互作用して成り立つものなんだなと思わされている所です。