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19/2/26 実家の片づけ〜「思い出」とのつきあい

実家の片づけ〜「思い出」とのつきあい

土曜は東京にて、日曜・月曜は愛知にてレッスン。特に月曜は8コマと大入りとなりました^^。お越し頂いた皆様有難うございました。また火曜日夜のレッスンはわたしの都合でお休みを頂き、火曜日の夜に東京に戻ってきました。ご不便・ご迷惑をおかけ致しました。

今回は嫁さんも一緒に来てもらって、母の確定申告、それから実家の改装を行うため置いてあるものを別の場所に移動する作業を(レッスンをしている部屋は改装しないのでレッスンには影響はありません)。これがまた40年分のタイムカプセルを空けたような凄まじい分量で。引き出物など様々なモノが行き場を失って大量に沈殿していたし、両親にとっての思い出の品々も山ほど出てきた。

古い映画のブレードランナーにあるように、「思い出」が人間であることを意味するものとも思う。昔はモノが豊かさを意味したこともよく理解できる。両親の「思い出」を粗末にするわけではないし、モノへの価値観を否定するわけでもないが、明らかに不要物も多く、母に確認を取りながら今回かなり思い切って処分をした。

モノを片付けたら窓から入る光が多くなり部屋の雰囲気が明るくなり幸せな感じになった。「そうだ子供の頃はこんな光景だった」と思い出した。ミニカーを走らせて遊んだ廊下。確かにこんな感じだった。

「実家の片づけ」は日本中でありふれている問題だ。「思い出」とどう付き合うかがキーなのだろうと思う。特に母は代々続く豊かな家に育ったので、先祖代々からの「思い出」も大切にする意識=文化に対する意識が強いのだろうと思う。わたし自身も「思い出」を捨てがたく大切にしたい性格だが、でもモノだらけなのも不自由に感じるようになってきた。

捨てるべきではなかった「思い出」を捨ててしまった後悔はわたしにもある。片づけはその気持ちとの戦いなのだろう。勝ってよいものなのか、むしろ勝つべきではない事なのか。考えさせられることではある。

 



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