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阪神・淡路大震災の日。兄が1995年当時神戸市灘区に住んでいて罹災したためわたしにとっては他人ごとではありません。教訓を忘れないよう、また、天災が起こり得る可能性を頭の片隅に入れて日々悔いの無いように生活したいと思います(とはいえ「東海地震」には騙された気にもなりますが…)。
火曜〜木曜は東京にてレッスン。水曜・木曜ともに7コマずつと多くの方にお越し頂きました。お越し頂いた皆様有難うございました。水曜は初めてお越しの方がおふた方もおられ、お越しの方も緊張なさったかと思いますが、わたしもとても緊張しました^^;。今後ともどうぞよろしくお願い致します。また木曜はわたしの側の準備不足で慌てて当日のレッスンのための準備をしていて、レッスンに入っても落ち着きのない様子になってしまいました。お越しの方に不要な緊張を与えてしまっただろうと思います。わたしの側が落ち着いていないといけないところ大変失礼致しました。
Facebookにも書いたがサイト更新をした。「長い間の休みになってしまった時の復元方法」の4回目で今回は「かつてよく知っていた曲を聴き直す」というタイトルで書かせて頂いた。よろしければご覧ください。
→https://www.violinwakaru.com/artcl/40/41_00704.html
ヴァイオリンを習い続けることでヴァイオリンやクラシック音楽が嫌いになってしまう事がある。それは先生やご両親、それから何よりも本人にとって不幸な事。そんなことをFacebookに頂いたコメントへの返信として書かせて頂いた。
学習塾の宣伝にあるような「勉強の好きな子」にと言うのはどだい無理な事と思う。それはそもそも大したことをやっていないのではと。先生やご両親が熱心であるほど、それから本人にとっても大きな存在であるほど、ある時点をきっかけに大きな憎しみや嫌悪の存在にもなるものだ。
憎んで別れた相手を、長い年月を経て思い出した時に当時とは別の印象になることがある。「悪い人ではなかった」と。かつては気がつかなかった一面に気がつくことで、長い間のわだかまりを解消できることもあるだろう。たとえ再会することは無くてもわだかまりが解消できたのなら、不幸な記憶から美しい記憶に変わり得るかもしれない(ほとんど演歌の世界ですが…)。
かつて憎しみの対象にもなったヴァイオリンがいつしか古くからの良い友達になれればと願っている。教える立場として、そういう道をたどった経験からも。