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火曜〜木曜は東京にてレッスン。今週は多くの方にお越し頂き、特に木曜日は朝9時からの8コマで大盛況でした^^。雨の中お越し頂いた皆様有難うございました。急に寒くなってきましたのでどうぞ皆々様風邪などを召されませぬようご自愛ください。
金曜日は六本木の東京ミッドタウンへ「音のアーキテクチャ展」を観に。ひとつの音楽にインスパイアされた9つの映像を大画面スクリーンで観るというもの(こう言ってしまうとみもふたもないが)。
こんな展覧会です。下記サイトは音が自動再生されるので注意です。
→http://www.2121designsight.jp/
わたしが手持ちのカメラで撮影した写真ですが、これだけでもアートっぽいと後で見て思いました。
会場では音源をレコードで販売していました。
特にクラシック音楽で仕事をしていることもあり頭が古めかしくなってくるので、逆に最先端の音楽シーンを知りたいと思っている。
今回の展覧会なかなか面白く感じるところもあったのだが、その一方で「どこに新味があるのだろうか?」と考えさせられてしまった。音楽に合わせた映像を大画面に投影するのは相当昔から行われている。映像の中に入ることもそれほど新しいわけでもない。音楽を構造物(アーキテクチャ)になぞらえるのも大昔からだ。ひとつの音楽から9つの映像をというのがSNSを思わせ新しいのだろうか?いまレコードが見直されていて流行っているが、これは「音楽をかける」行為にて参加することが新しい音楽の聴き方ということなのだろうか?
だいぶ前だが2013年にボーカロイドオペラ"THE END"を観に行った時は「これは新しい」と思った。初音ミクによる歌だがノイズミュージックで音楽らしい音楽は無く、ストーリーらしいストーリーも無いのに何かとても感動するものがあった。「これはこれまでに無い経験」と思った。
現代の音楽とは?新しい音楽との接し方は?現代とはどういう時代なのか?音楽で仕事をしていて常々考える事ではあります。
その後、乃木坂駅近くのメルセデスミー(メルセデスベンツのショールーム)併設のカフェ(NEXTDOORというスペース)にてランチ。わたしはベンツに縁は無いがベンツのショールームでランチという行為が新しい経験になるだろうかなと思った。なぜか和食が充実していて豚角煮の定食を。まずいわけではなかったが、ひどく機能的な感じが確かにベンツを思わせた。
健康的に雑穀も入ったご飯が、なぜか味噌汁に対してひどく量が多く
外国のひとが作った和食と言う感が。メニューを見てもカレーに味噌汁が付くし
ランチの後、乃木坂駅近くの乃木大将旧宅にも(殉死が行われた家です)。
殉死はなぜ美談になったのだろうか。考えさせられるところがありました。