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北海道の皆様、報道されないよう被害もあったかと思いますし、地震の揺れだけでなく停電で怖い思いもされたかと思います。お見舞い申し上げます。
台風が過ぎたと思ったら北海道で大地震が起こり木曜日は一気に眼が覚めました。嫁さんの実家が北広島市で大きな被害のあった厚真町から遠くないし、札幌でも液状化があったと聞き、わたし自身も落ち着かなく過ごしました。幸い嫁さんの実家は停電や電話の不通はあったものの大きな被害は無かったという事ですが心配しています。
ツイッターにも少し書いたがヴァイオリニストは子供の頃から「何があっても毎日練習すべし」「何があってもレッスンには行くべし」「どんなことがあってもヴァイオリンは守るべし」と教え込まれて育つ。わたし自身もそう育った。
練習をすることもレッスンに行くことも誰かのためではなく自分自身のためのこと、ヴァイオリンを守るのは他の誰でもなく自分自身であること。今回のような台風や地震をはじめ災害の時はまず自分を守ることが第一だ。自分を鍛えるためには、毎日練習できた方が良いし指導があった方が方向性は間違えないが、それは災害時によらず日常の練習方法の方が重要だ。ヴァイオリンを守るのも災害時だけの事ではなく普段からの取り扱いによることで、普段から荒い弾き方で楽器をギタギタにしていては災害時だけ守っても何にもならない。いずれも自分があってこそ成り立つこと。
万一の時は何よりも自分自身の身の安全を。西日本の皆様、北海道の皆様、一刻も早く日常に戻ることを願っております。