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18/6/10 演奏してきました:演奏側の自己満足に終わらないように

演奏してきました:演奏側の自己満足に終わらないように

Facebookにも少し書かせて頂きましたが、土曜日は江東区の豊洲シビックセンターでのクラシックギターのイベントにてヴァイオリンを弾いてきました。聴きにお越し頂いた方々本当に有難うございました。また私事で2日間もレッスンのお休みを頂き申し訳ありませんでした。

自分の演奏は自分では評価できないものだが、ギターの方に好意的に受け入れてもらえた様子でその点が何より嬉しく思った^^。「ヴァイオリンの演奏会」みたいに弾いては弾く側の自己満足と聴く側の退屈に終わってしまう。

曲目や味付け、曲順はそれなりに考えた。今回弾いたピアソラ「タンゴの歴史」Cafe1930はギターの方には大変有名。ギターを邪魔しないよう、でも長いフレージングで少しずつ気持ちを引っ張っていけるようにと考えた。楽器・弓も枯れた音のする組み合わせにした。ヴィヴァルディ四季はクラシック音楽の超名曲だが、ギターの方が演奏することは滅多にない。そして、今どきイ・ムジチのように弾いては退屈に終わるだろう。ギターには超絶技巧になるが、本当に「夏の嵐」を感じさせるファビオ・ビオンディの解釈を採用することにした。

「聴き手を本当に楽しませる気があるのか?」と思えるような演奏側の自己満足的な演奏会は多い。クラシックの演奏家が、ポップスを知りもしないのに安易にポップスを弾くのはわたしは反対だ。弾くならクラシック音楽と同じ手間をかけて曲作りをするべきだ。ポップスもエレキギターに使う配線ひとつとっても50年代の電線を使うなどこだわりの世界だ。情けない事にむしろクラシック音楽の演奏家の方が音へのこだわりと音楽への敬意が断然少ない。

ヴァイオリン弾きの自己満足に終わらず、クラシックギターの方にお楽しみ頂けていたのであればと願っています。

 



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