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18/5/10 実質価値を査定するように

実質価値を査定するように

火曜〜木曜は東京にてレッスン。2コマ+6コマ+6コマと今週は比較的余裕の日程でした。お越し頂いた皆様有難うございました。いささか心が落ち込んで灰色の景色になっているのだろうか、寝てばかり…。先日お店で弾かせてもらったアコースティックギターのMartin D-45のスペシャルバージョンにも今一つときめかず←うちのD-45の方が音に対して割安と思ったし。

ヴァイオリン選びのご相談を頂いた。楽器のご相談を頂く時には直接のお答えと言うより、うちの楽器をお試し頂くことが多い。良いものとあまり良くないものと弾き比べて頂いて、何かお気づき頂ければという趣旨。

楽器に限らずモノを選ぶのは支払金額と実質価値とのバランスを計ること。それは千円札と一万円札の価値を額面と原価とのバランスで見るようなもの。お札の原価はそれぞれ千円札:約15円、五千円札:約21円、一万円札:約22円だそうだ。額面と原価とのバランスで選ぶのなら千円札が最もお買い得と言えるかもしれないが、原価が安くモノも良くないともいえる。すると一万円札と同じような原価である五千円札がお買い得だろうか。etc.

楽器選びも同じ発想が必要で楽器に備わった実質価値を査定する必要がある。音に関して言えば明るい・暗いといった「音色」の差は個体差があるし好みの差も出て実質価値にはならないが、「音の厚み」と「音量」は良い楽器に備わっている条件で実質価値になり得る。別の言い方をすれば、音色によらず「音の迫力に驚くことができるか」が楽器としての価値の一つと言える。

わたしの楽器をお試し頂いて「音の迫力」の差が何となくお分かり頂ければと。そして楽器を選ばれる際にはぜひ額面に左右され過ぎませぬよう。

 



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