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土曜は東京にて、日曜は愛知にてレッスン。急に冷え込んだためか東京では体調を崩されてお休みの方が続出でしたし、お越しになった方も調子の悪そうな方もいらっしゃいました。体調を崩された方々どうぞお大事になさって下さい。一方、日曜日の愛知は2018年最初のレッスンで皆様予定通りお越し頂きました!お越し頂いた皆様有難うございました&本年もどうぞよろしくお願い致します!
冷え込んでとてもクリアに見えた富士山
かく言うわたしも金曜日はあまり調子が良くなく静かに過ごした。JR駒込駅から山手線で2駅の西日暮里駅まで行き近場で散策。開成高校から道路を挟んで向かいから見るとエッシャーの絵のような歩道橋。
エッシャーの絵画のような上るのか下るのか分からない歩道橋。奥は開成高校。
日暮里駅まで歩き江戸うさぎにて妖怪饅頭を買って。これはあまりにかわいいのでインスタグラムにも別の写真を掲載した。
→https://www.instagram.com/violinwakaru/
あんずの妖怪饅頭。かわいい!ビジュアル重視と思いきや予想外に美味
「楽譜に忠実に」「音は最後までまっすぐに」といつもレッスンはお話しているが、これは少し前(数十年前)の音楽の発想であることも意識している。特にバロック音楽ではピリオド楽器での演奏や解釈が多くなってきているし、古典派音楽も現代普通に演奏される演奏とはだいぶ異なる演奏だったようだ。近い将来、モダンのヴァイオリンや弓でバッハを弾くのは笑われうる行為になるかもしれない。
昔の「洋食屋さん」から「イタリア料理店」「フランス料理店」になり、さらに「シチリア料理店」「トスカーナ料理店」にと音楽の世界もなりつつある。その是非は分からないし、商売として成り立つだろうかとは思うのだが、多様性へと時代は進んでいる(ただトランプ大統領の発言を聞くに、むしろ西部劇の時代に戻っているのかも…)。
細分化・専門化が進むと大きなコンクールは成り立たなくなるし、大ホールでの演奏も時代的な解釈にもそぐわなくなる。その中で自分ができることは?自分の専門性は?とエッシャーな歩道橋を見ながら考えました。