ホーム >
土曜・日曜は東京にてレッスン。特に土曜日は8コマと大変多くの方にお越し頂きました。寒い中、お越し頂いた皆様有難うございました。今年は今週で終わりと言う方も多くおられました。本年も有難うございました。来年もどうぞよろしくお願い致します。どうぞ良いお年をお迎えください。
月曜日は弦楽器オークションのサンライズオークションの下見会に目黒に出かけた。新作イタリーが大手楽器店の店頭価格の1/2〜1/3と言うことに気づかされ、その感想についてはFacebookに書いた。
→https://www.facebook.com/violinwakaru
ヴァイオリンの価格は取引の場で大きく変わるものであるし、ヴァイオリンは売る時に値段が下がらない等、数々の「ヴァイオリン神話」も崩壊している。そのことを理解し判断できるようになって欲しいなと思う。
特にお子さんが習われている場合、楽器の購入が過度な家庭の経済的負担になってはいけないし(ヴァイオリン以外の勉強をするための投資は必要だ)、まして教える側が高額な楽器の購入を強いることは背徳行為だ。
ブランドや購入時の満足をどのように価値づけするかは自由だが、上達に必要なのはブランドでも満足感でもなく「性能」だ。「性能」で考えると比較的安価で優れた楽器は存在するし、オークションなど取引の場を変えれば同じ「性能」が安価に入手できる。
値段やブランドに惑わされず「性能」を判断することは案外難しいことかもしれない。自分で判断するのはめんどくさいので名前だけ教えてくれればいいと言われる方もおられるだろう(そういう人ほど変なものに引っかかって文句を言う)。だが、うちではレッスンでもサイトでも自分で判断するための情報提供をしていきたい。そして結論があるとしたら「良いものを安価に入手したければ、たくさん見て触ること」。それに尽きると思う。