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日曜・月曜は愛知にてレッスン。演奏の翌日でなおかつ予定では高密度なスケジュールでちょっと大変だなと思っていたのですが、急な冷え込みのためか体調を崩す方が続出して余裕ある日程になってしまいました(ご本人ではなく、お仕事の同僚の方が体調を崩されてそのあおりで出勤という方もおられ)。体調を崩された方は早い回復を願っております。お越し頂いた皆様有難うございました。
演奏することに消極的で、かつ、演奏を仕事としておらず、かつ、才能も実力もない身としては、人前で聴ける演奏をするにはかなり練習をしなければいけないもので、レッスンも3日お休みを頂き、日記やツイッターやFacebook、インスタグラムの各種SNSなども含めお休みを頂いていたが、それぞれ復活して日常が戻ってきた(あちこち痛くしてしまいました)。
次の演奏の機会はやはりギターがらみのコンサートで4月末、6月上旬が既に決まっている。
そこで選曲に悩むのだが「自分が弾きたい曲」を弾くのは最低であくまでも演奏は聴き手のもの。ヴァイオリン音楽に興味の無い人に喜んでもらえる選曲は難しく、思いつく曲もいかに自分がヴァイオリンの世界で自己満足に浸っているか思い知らされる。興味の無い人には「ふーん」で終わってしまう曲がなんと多いことか。
よく知られた曲、今も尖っている現在進行形の曲、編曲にも耐えうる曲の条件で選ぶと、バロック音楽に条件を満たす曲が出てくる。絵画や彫刻などで同じことを感じるが、注文者のオーダーに応えた作曲家の工夫と、それを理解しうるだけの教養ある人を聴き手とした「分かった人同士の丁々発止」が貴族を対象とした音楽なんだなと思う。バロック音楽の懐の深さを感じた次第でした。さて、ギターとヴァイオリンで形になるだろうか。
強烈なファビオ・ビオンディのヴィヴァルディ「四季」
これ300年前の曲ですよ!今なお生き続けている曲のひとつです。
エレキギターでも成り立つ懐の深さ。ディストーションのかかったギターの音が似合います。