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17/11/16 デルジェスにペカット:弓選びの難しさ

デルジェスにペカット:弓選びの難しさ

火曜日・水曜日は東京にてレッスン。急遽お休みになってしまわれた方もおられたものの、今回も多くの方にお越し頂きました。お越し頂いた皆様有難うございました。

ヴァイオリンと弓の究極の組み合わせとして、ストラディヴァリにトルテ、グァルネリ・デル・ジェスにペカットと言われることがある。F.X.トルテにも様々なものがあるし、ドミニク・ペカットはもっと個体差が激しいので一概には言えないものではあるが、納得できる面はある。

ストラディヴァリとグァルネリ・デル・ジェスをF.X.トルテとD.ペカットでそれぞれ弾かせてもらった時には確かにお互いを引き立てあうだろうかなと納得したことがあった。これまでにも様々な楽器店で何度もこれらの組み合わせは弾いているし、比較的最近になって特に分かったように思えた。

同じD.ペカットの弓だからといってどんな楽器も引き立てるわけでは無い。弓選びの難しさはそこだ。組み合わせによって音は生きも死にもする(だから製作者名も値段もほとんどあてにならない)。

まして他人に弓を選んであげるなどはバクチだ。人と楽器と弓を組み合わせてみないと分からないから。組み合わせ次第でヴァイオリンライフが幸せにも不幸にもなるし、ましてプロを目指す方なら組み合わせ次第で人生が決まる。「これにしなさい」と断言できる先生はその責任の重さをどう担保しているのだろうか?わたしには責任が重すぎて担保できない。

もし良心的に他人に楽器・弓を選ぶとしたら…。

東京じゅう回って理想的と思われる組み合わせの楽器と弓を数セット探して、それで本当に良いのか1か月ほど弾いて、その中でご自身に選んでもらうだろうか。けれどもそんな面倒なこと他人のためにできるものではないし、当人にも楽器店にも有難がられることはないだろう。

そうでなければ、自分の楽器+弓をお譲りするかだ。自分でベストと思って購入し弾き続けているのだから特性は分かっているし、弓との組み合わせも把握できる。でもお譲りしたら自分の弾く楽器が無くなるので、よほど特別な場合以外はできることではない。

わたしも「奇跡のマリアージュ」に出会えたらいいなと思っているが、永遠に出会えない蜃気楼みたいなものだろうし、もしかしたら既に手元にいる青い鳥なのかもしれない。それでも出会いを探し求めているうちが楽しくて華なのかもしれない。

 



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