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17/11/12 力を抜けば良いというわけでは無いが

力を抜けば良いというわけでは無いが

土曜日は東京にてレッスン。体調を崩されてお休みになってしまわれた方もいらっしゃいましたが、7コマと多くの方にお越し頂きました。今回初めてお越しの方もおられ、いつもながらわたしの側が緊張して、しどろもどろ^^;。今後ともどうぞよろしくお願い致します。お越し頂いた皆様有難うございました。

レッスンでは「弓を弦に強くこすりつけるべきではない」「そんなに一生懸命弾かなくていいから」とお話しさせて頂くことは多い。もちろん何でもかんでも脱力と言っているわけではないが、必要以上の力で弾いて音を壊してしまっているケースはとても多い。

数十年前は「しっかり弓を弦に押し当てて大きな弓で弾きなさい」とよく言われたものであるし(今でも言われることもあるようだが)、近年は逆に脱力が流行りだ。けれども、やるべきことは「適切な加減に」であって、強くする・弱くするといったものではない。適切な加減は演奏者と楽器・弓とのバランスなので、弓を持つ場所すらも演奏者の体格や使う楽器・弓によっても変わる。

難しいと思われるかもしれない。だが、普段から道具は「適切な加減」で使っているものだ。例えば、100馬力の車と300馬力の車では同じ運転はしないものであるし、少なくともアクセルを踏まなければ進まないが、だからといってパワーが違う車であれどいずれの場合もアクセル全開にすることは滅多にないだろう。

ヴァイオリンの演奏についてはアクセルを踏み過ぎて暴走しているケースは多いし、昔はそういう指導も多かったのだろうと思う。暴走させるよりも、まず事故を起こさない程度に安全運転ができる加減をまずはお話ししたいとわたしは考えている。

 



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