ヴァイオリン教室「ヴァイオリンがわかる!」

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17/10/4 「音楽」を生み出す「装置」であるためには

10月1日は12月分の予約開始日(もう年末および年始。驚きます)。大変多くのご予約を頂き有難うございました。また、土曜・日曜は東京にてレッスンで今回も多くの方にお越し頂きました。お越し頂いた皆様有難うございました。

すみません。疲れすぎていたためかうまく文章が書けず日記の間が空いてしまいました(ツイッターなども更新できず)。ちょっと休養を頂きました。

演奏は自己表現と考えられているようだ。「自分の感情を前面に出して聴き手を圧倒するもの」「自己主張こそが善」といった演奏を聴くこともあるし、それを完全に否定するわけではない。けれども、これでは結局「ふーん、すごいね」以上に聴き手の心を惹き付けるものにはならないだろう。

演奏の時には演奏者は消えてしまうのが理想だ。「音楽」が独立して存在し、生き物のように感じられた時に感動をもたらすことができるもので、その時に、演奏者も楽器も聴き手の意識から無くなってしまうのが望ましい。その意味で楽器も演奏者も音楽を生み出す「装置」のひとつでしかないのだ。

大人しく控えめに弾くということではない。雷のように激しい音楽になっても、雷を発生させる「装置」は意識させない方が好ましい。

演奏が「装置」をうまく隠す工夫で成り立っている面が多いことに意識を傾けてもよいだろう。「装置」の「動作音」や「モーターの動く音」は?不要なノイズを出すべきではない理由はそこにある。「装置」の大きさやその設置場所が分かった方がよいだろうか?音の出し方や良いとされる楽器の特質が決まってくる理由はそこだろう。

うまくまとまっていませんが、「音楽」それ自身が生きたものになるには「装置」は何ができたらよいのだろうか、と工夫することが表現のテクニックと考えています。

今月もどうぞよろしくお願いいたします。

 



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