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明後日10月1日午前0時から12月分のレッスンの予約ができるようになります(もう年末!)。よろしければどうぞご利用下さい。毎度の事ながら宣伝めいて心苦しいのですが、「忘れていた」と伺うことも少なくないためご案内差し上げました。年末は12月28日(木)まで年始は1月6日(土)からとさせて頂きます。12月9日(土)はひたちなか市で演奏のためお休みを頂きます。またその準備のため7日(木)もお休みさせて下さい。12月はレッスン日が少なめとなってしまいます。ご不便・ご迷惑をご容赦下さい。
水曜・木曜は東京にてレッスン。水曜日は9コマと満員大御礼^^←わたし白い灰になっていました。私の不注意で割ってしまったヴァイオリンについても多くの方にご心配頂き有難うございます。ひときわでっかい音になったこの楽器で今回は全てのレッスンをやらせて頂きました。お越し頂いた皆様有難うございました^^。
金曜日は恵比寿のギターショップカリスさんに行き、ギターの試奏と合奏の練習にお付き合い頂いた。合奏はわたしの側が練習不足で敗退。ただ修理によってヴァイオリンの調子が良くなって、以前より音程やフレーズを作るのが無理なくなったようだ。
試させて頂いたクラシックギターの中でドイツのマルクノイキルヒェンで製作された楽器があった。マルクノイキルヒェンはミッテンヴァルトとともにドイツのヴァイオリンの産地として有名な街だ。
弾くとメトロノームのように正確に実直に弾かなければいけない気にさせられる。スペインのギターは「歌おうよ!歌おうよ!」と演奏者に要求するのに、この楽器は全く歌わせてくれない。この実直で歌い過ぎない感じがドイツ音楽に通じるようで興味深かった。弾いて頂いてもバッハは似合ったが、南米の曲は全く合わなかった。
フランスやドイツ、イギリスなどの楽器もあるものの、ヴァイオリンの世界ではイタリアの古い楽器が多く求められる(その値段が需要の実態を示す)。その現状を否定するわけではないが、イタリアの楽器でドイツ音楽を演奏するのは音色を含めた様式感としてはおかしな事かもしれない。ヴァイオリンでは意識もしなかったがそれくらいギターは生み出される音楽が楽器によって変わることはとても興味深い。
ヴァイオリンでは考えもしなかったことをクラシックギターからは多く考えさせられます。