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土曜日は東京にてレッスン。夏休み期間のためか今回は5コマと余裕のある日程となりました。ここのところ涼しいのですが湿度がとても高く、ヴァイオリンの接着が剥がれてしまったと伺った方もおられました(剥がれる時は剥がれるものではありますが)。お越し頂いた皆様有難うございました。
金曜日のお話。弾きにくさを感じていて調整に出したアコースティックギター(1900年のMartin 1-21です。先日修理に出したのとは違うものです)の修理ができて受け取りにお茶の水のギターショップのウッドマンさんへ。予想外に時間がかかり1ヶ月半ほどの入院になってしまったが、ネックの角度修正とフレットの打ち直しをしたそうだ。
お店で試した時は弾きにくい感じもして店主の方に少し調整もしてもらい、その足で恵比寿のギターショップカリスさんへ。弾いて頂くうちにギターの鳴りも良くなってきたしネックの加減も変わってきたようだ(弾いて頂き有難うございました)。
振動させてネックの加減などが落ち着いたのだろうか、自宅に持って帰ったらお店で弾いた時より弾きやすくなっていた。それを見越して職人さんが修理をされたのであればすごいなあと思う。ネック周りの修理にしては37,000円ほどと高額だったけれども、使いにくい道具が使いやすくなるのであれば安いものかもしれない。
ヴァイオリンでも同じ事ですし楽器に限らないことですが、道具の命の半分は調整と今回も思わされました。