ヴァイオリン教室「ヴァイオリンがわかる!」

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17/7/30 アルチンボルド展を観に国立西洋美術館へ

ご案内

明後日8月1日午前0時から10月分のレッスンの予約ができるようになります。よろしければどうぞご利用下さい。毎度の事ながら宣伝めいて、また予約を煽るようで心苦しいのですが、「忘れていて予約できなかった」と伺うことも少なくないためご容赦下さい。

アルチンボルド展を観に国立西洋美術館へ

土曜日は東京にてレッスン。今回も多くの方にお越し頂き有難うございました。また先日日記に書いたためか久しぶりにご予約を頂いた方もおられ嬉しく思いました。

金曜日は弓を買って(Facebookには少し書きましたが、このお話は後日)、上野のハリマ ケバブ ビリヤニにてインド料理を食べて、アルチンボルド展を観に国立西洋美術館へ。世界遺産になってから初めて行くかもしれない。

アルチンボルドは1500年代イタリアの人物(ということはヴァイオリンが発明された頃の人物)で野菜や果実などで人の顔の絵を描いた人として有名だが、今回の展覧会は美術史上での意味について掘り下げられていて興味深く観た。なぜこういう絵が必要とされたのか、それから静物画の起源になったこと。

音楽でも同じ事だが、必然性がありそれに見合う報酬があるから作られるもの。そして作者の自己表現ではなく依頼者を喜ばせるために作られるもの。美術や音楽が民衆のものになった時代とは意味合いが違うのだと思わされた。同時代に近い場所でヴァイオリンが発明されたことを考えると興味深い。強い権力による命令の結果、強大な音が必要とされて生まれた楽器かもしれない(だから最初から完成している)。

併せて常設展も。フェルメール(?)「聖プラクセディス」が 展示されているのは初めて見たかもしれない。真贋問題のある絵画だが、後年のフェルメールほど実在感は感じ取れないと思ってしまったが、絵の内容も含め迫るところのある絵画。「睡蓮」のあるモネの部屋など印象派の絵は今回はあまり輝いて見えなかった。以前好きだったクールベも今ひとつ。反面ここのピカソとミロはいつもながら大迫力。

今回の展覧会、「果物の寄せ集めで面白いね」ではなく、美術史的に更に掘り下げている点で面白く観ました。そこを知りたい方にはお勧めです。

 



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