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日曜日も東京にてレッスン。今週も8コマと多くの方にお越し頂きました。暑い日になり今年初めて冷房を使いました。楽器をご購入なさった方もおられ素晴らしくよく鳴る楽器で私も嬉しく思いました。また、別の方には楽器購入のご相談を頂きました。お越し頂いた皆様有難うございました。
わたしも久しぶりに楽器の機材を購入した^^。Quicco Sound mi.1というワイヤレスMIDIアダプタ(5,000円くらいの小さい買い物ですが)。こんな製品です。オフィシャルウェブサイトよりもAmazonの方が分かりやすいと思いますので。
→ワイヤレスMIDIインターフェース mi.1 [Rev.3]
電子楽器の演奏情報をやりとりする規格のMIDI情報をワイヤレスでやりとりできるもの。すなわちシンセサイザーなどからiPadやiPhone、Macのソフトウェア音源を操作できる。MIDI情報は大した情報量でもなく無線化は困難ではないとも思うのだが、レイテンシー(音の遅延)が発生があり実用化は難しかったようだ。
有線では著しくケーブルだらけになってスパゲッティ状態になるのでワイヤレス化できる製品があったらと望んでいたが、電源もMIDIからの供給で電源アダプターも電池も不要、とても小型(大きいと狭い場所には取り付けられない)と使えそうな製品が最近販売されていることを知って注文した。
これくらいの小さな部品です
(ええ、流行りの間接自慢です。どや←自慢のポイントが伝わらない)。
早速、レッスン室の電子チェンバロのMIDI端子に取り付けてみた。多少トラブルはあったもののスムーズにiPadにつながった(iPod touchにもMacBook Airにも問題なくつながった)。レイテンシーをほとんど感じずiPadの中のシンセサイザーアプリが鳴るのは感動的。ワイヤレスは自由度が高まるし接続の手間も最小限でやる気がそがれない。ビジュアル的にも古風な電子チェンバロからシンセサイザーの音が出るのは楽しい^^。
電子ピアノなどキーボードをお持ちの方でiPadなどで音楽製作もされている方でMIDI接続が面倒に感じられる方なら便利に使えるものと思う。またヴァイオリンも含めクラシック音楽を専門的とする場合も、こういった知識は必要と思う。現代の楽曲は多くがこういった機材とアプリを使って製作されているのだから。
電子チェンバロが超高性能コンピュータ(iPad Proの事です)付きになりました。
夢のまた夢だった頃を知っている身には、すごい時代になったものだと思います。