ヴァイオリン教室「ヴァイオリンがわかる!」

ヴァイオリン教室「ヴァイオリンがわかる!」はヴァイオリンに対して熱意を持って取り組んでいる方を応援します。

17/5/14 心の健康のために、自分の心の声に耳を傾けて

心の健康のために、自分の心の声に耳を傾けて

土曜日は東京にてレッスン。8コマと大変多くの方にお越し頂きました。先日の「ストラディヴァリより現代の楽器の方が音が良い」ニュースについてレッスンにお越しの方とも話題にもなり興味深いお話しも伺いました。お越し頂いた皆様有難うございました。

金曜日朝のNHKラジオでマンガ「うつヌケ」の作者のインタビューが放送されていて、早速本を買ってきて読んだ。レッスンにお越しの方にも、うつでお越しになれなくなった方、ご家族がうつになってしまわれた方もいらっしゃる。かく言うわたし自身も受診はしていないものの会社員だった頃の最後の方はかなりいけない状態だった。

うつヌケ。うつの渦中にある方には読む事すら困難かと思いますが、
可能であれば手に取ってみると解決の糸口になるかもしれません。

うつは「心の風邪」などと言われるが、風邪なんてものではなく「心のガン」と記された書籍中の言葉、大いに賛同できる。一刻も早く対処しないと自ら命を奪ってしまう。実際、もう15年も前のことだが近い知人がうつで自殺したこともあるので、身近な方が危険な兆候が見える時は「何らかの対処」をするよう勧めている(おせっかいとは思うが、本人の意志によらず自分で命を絶ってしまう病気だから)。

うつは心が悲鳴を上げている状態なんだろう。その原因が現在のストレスかもしれないし(会社のお仕事が原因なら、何より休んで頂きたいと思います。それこそが会社員の特権なのだからと自営業になって思います)、過去からの心の負荷の蓄積によるものかもしれない。特にヴァイオリン弾きは否定を繰り返され育つもので、お子さんにはもちろん大人の方でも子供の頃から厳しくなさってきた方には否定的な言葉をなるべく使わないよう注意している。

子供の頃の満たされなかった心を回収していくことが大人になってからの願望になるのかもしれない。子供だった頃の自分が何を望んでいたのか思い起こし、可能な事から実現していくのが心の病気を克服していく方法なのだろうかと思う。小さいことだが、男の子ならミニカーかもしれないし、女の子ならお人形さんかもしれない。もちろん本当の原因はもっと根深い心の傷かもしれないが、そんな些細なところからでも、心の中の自分の声に耳を傾けることは心の健康を取り戻すことにつながるかもしれない。

私自身は・・・。ヴァイオリンに関しては、子供の頃に習っていた先生にグァルネリ・デル・ジェスのヴァイオリンを弾かせてもらったことは衝撃的な経験のひとつ。それを解決しようと30年近く経った今でも楽器探しをすることで心の安定を図っているのかもしれない。

昨晩セール中であることを知ってインストールしたiPadアプリ
子供の頃憧れのひとつだったKORG M1シンセサイザー(オリジナルは1988年発売)
名古屋市まで出かけないと触れず25万円もしたものが1800円と良い時代になったもの。
必然性は無いし小さな事だが子供の頃の願望をひとつ回収できたとも思う。

 



大人のためのヴァイオリン教室 ヴァイオリン教室「ヴァイオリンがわかる!」
東京レッスンの予約 ヴァイオリン教室「ヴァイオリンがわかる!」愛知レッスンの予約 ヴァイオリン教室「ヴァイオリンがわかる!」

「ヴァイオリンがわかる!」運営者の日記 ヴァイオリン教室「ヴァイオリンがわかる!」

ヴァイオリン教室「ヴァイオリンがわかる!」 ツイッター  ヴァイオリン教室「ヴァイオリンがわかる!」 Facebook  ヴァイオリン教室「ヴァイオリンがわかる!」 インスタグラム