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17/5/8 歴史的録音を現代の音で聴いたら?

小ネタ

「今日のランチは初めて入るこの店だ!」と思って入ったシンガポール料理店。入ってみたらデジャビュ、しかも以前と同じ席に座ったようだ・・・。成長していない・・・。

歴史的録音を現代の音で聴いたら?

日曜日は東京にてレッスン。急遽お休みになってしまわれた方もおられましたが、ゴールデンウィーク最終日にもかかわらず多くの方にお越し頂きました。お越し頂いた皆様有難うございました。わたしの側が休みボケで、ヴァイオリンはゴールデンウィーク中も弾いていたので問題なく弾けたものの、レッスンの要領や時間配分が自分の中でなじまず・・・。

ゴールデンウィーク中に、サラサーテ、イザイ、クライスラーといった1800年代終盤〜1900年代前半の歴史的録音を現代の音で聴いたらどうなの?と思いついた。リバーブ(残響)とイコライザー(音色の調整)をかければ簡単にできることだが、やったことがなかった。現代の録音をレコードの音質で再生するアプリ(Vinyl mini)が面白かったので、その逆を試してみようと思った。

iOS用の「うさプレイヤ」というアプリを使って聴いてみた。クライスラーの弾くベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲は香り立つような演奏でお気に入りだが、リバーブをかけるとここまで美音で、しかも細かい表情付けをしていたの!と。サラサーテの演奏もリバーブをかけるだけで生命感がよみがえったようだ。ついでにビートルズの演奏(ビートルズはリバーブがかかっていたりほとんど無かったりなので、リバーブの少ない演奏について)もライブのようだ。感動的!

現代の演奏を残響を付けても元の音とそれほど印象が違わなかったのである程度同じ土俵で聴けるともいえるだろう。古い演奏家がこんなに面白い演奏をしていたことに気づかされたのはとても新鮮。

※もちろん実際には情報量が減ることにもなるので音が良くなるわけではありません。SPレコードのパチパチ言うノイズにリバーブがかかると雨の中で聴いているようで奇妙でもあります。「原音再生」主義の方にとっては音の加工は嫌がられることだろうとも思います。でも、あえてやってみると、自由な聴き方が許容される時代でもありますし相当に印象が変わって面白いです。

 



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