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土曜日・日曜日は東京にてレッスン。土曜日も寒かったのですが8コマと大変多くの方にお越し頂きました。日曜日は寒波到来土地によっては大雪で予想通りというべきか体調を崩される方、お越しになれない方が続出し5コマと余裕ある日程になりました。体調を崩された方々どうぞお大事になさって下さい。また、お越し頂いた皆様大変に寒い中有難うございました。
ツイッターで往年のピアニストのディヌ・リパッティについて書いたら、いつもレッスンにお越しの方からCDを貸して頂いた。驚きました&お気遣い頂き本当に有難うございます。このピアニストをわたしは知らなかったがピアノ界では有名なのだろうか?レッスン後聴いてみたら、歌心とリズムの躍動感・粘りのある本当に素敵なショパンで「これで超有名でなければおかしい」と思うくらいの演奏だった(最初ラジオで聴いた時ホロヴィッツと思った)。
また別の方で、やはりいつもお越しの方から映画音楽の作曲を担当されたと映画のチラシとご報告を頂きました。映画音楽の作曲というと「スターウォーズ」などのジョン・ウィリアムスや「ゴッドファーザー」などのニーノ・ロータのイメージなので、すごいです!!!4月公開の映画だそうですが、日本映画は今熱いことですし、映画がヒットして多くの人の耳に音楽も届くことを願っています。
皆様が関心を持って積極的に音楽にかかわっているご様子、嬉しく思います!
ギターとヴァイオリンで合奏をしているパガニーニのソナタコンチェルタータ。この曲の重音、特にシとソ#の音程がとても合いにくい。ギタリストの山口先生にも、ギターショップカリスの高矢さんに合わせて頂いてもここがうまく合わない。自分の問題と思いきや、Apple Musicで聴いても多くの音源でこの音程がおかしいし、昨年11月に生演奏を聴いたキュッヒル&福田進一の演奏でさえも違和感があった。でも、他の曲では生じずパガニーニのソナタコンチェルタータだけで生じる問題。
自分の音程が良くないのは分かりつつ、チューナーや鍵盤楽器でも確認して合っているはずなのにどうして?と長らく疑問に思っていた。嫁さんにクラシックギターで音を出してもらって合わせてみたところ、クラシックギターの一番低い6弦Eの音はチューナーで合っていても音程感が低く、ヴァイオリンの音程を低めに取ろうとしないと合わないのだと(合わせようとして高めにしてしまっていました)。でも、アコースティックギターで同じようにやってもらったら「低い感」は無かった。不思議です。
ギター6弦EにヴァイオリンのHとGisなんて普通の協和音なのに分からなかった(シャハム&セルシェルもこの曲だけピッチが440Hzなのはその理由なのかもしれない)。一年越しの問題がようやく解決しそうなのが嬉しいです。