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北海道滞在中、ヴァイオリンは休まず弾く事ができていたがギターは弾かなかった。クラシックギターを始めた9月下旬以来初めて練習を休んだことになる。東京に戻って金曜日にギターの練習を再開してみたら明らかに弾けなくなっていた。
ギターに関しては左手で弦を押さえる力が足らなくなっているし(実際には押さえる力ではなく押さえる要領が分からなくなったのだろう)、右手もどう弦を弾いたらよいのか分からなくなった。もちろん音もまともに出ない。でも、ヴァイオリンは普通通りに弾けるのが興味深かった。
「一日休むと三日遅れる」は経験上なじみ深いのだが、衰えるのは「腕力」「握力」といったハード的な事では無く、「やり方」「要領」と言ったソフト的なことなんだなと思わされた。脳は簡単に覚えるが簡単に忘れるものだな、上手になりたければ練習を休むのは問題外なんだなと。改めてコツコツと積み上げることをやり直さなければ(「積み木崩し」という80年代を思わせる言葉を思い出してしまいました。気を抜いたら手が問題行動を起こすようになる(^^;)。