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水曜日は東京にてレッスン。8コマと大変多くの方にお越し頂きました。途中で長い揺れの地震があって驚きました(東北地方の皆様大丈夫でしたでしょうか?)。だんだん揺れが大きくなるのではないかと、いまだに東日本大震災の記憶がよみがえります。まだ忘れてはいませんね。お越し頂いた皆様有難うございました。
表題の通り、クラシックギターを始めて1ヶ月ほど。ヴァイオリンを教える際の進め方を考えている最中で、普通の進め方とは違うけれど、多分最も速く上達するであろう方法を自分で実験してみている。レッスンの方法を変えるか分からないけれど、その実験データを取得中。
まずは自分の弾きたい曲を難易度によらず10曲〜15曲ほど取り組んでみる。音源やCDを聴いて良い曲と思った曲をとりあえず楽譜を追って音にしてみる。取り組み始めた曲は毎日練習する事。毎日練習をしていると最初はたどたどしかった曲も少しずつスムーズに進むようになってくるようだ。
クラシックギターに関する書籍やCDを図書館で片っ端から借りて読んで聴いてみる。それからYoutubeでもいろいろ聴いてみる。演奏家によっていろんな音があるのが分かったし、知っている曲の数も増えた。でも、いろいろ聴いてみても以前から聴いていたジュリアン・ブリームの音が好みかなあ。またマルティン・ディラという人の演奏が良い感じ。この人はぜひコンサートも聴きに行きたい。
いろんな機会に楽器もいろいろ弾かせてもらった。楽器によって音の違いはもちろん、弾きやすい・弾きにくい楽器も、音楽が進む楽器も停滞する楽器もある。良い楽器を最初に購入したので、買い換えや買い増しは考えていないが楽器の差も練習や演奏に少なからず影響を与えるもの。将来的に買い換えるためにも経験は多くしておくべきと思う。今月末の弦楽器フェアでもクラシックギターを片っ端から弾いてみよう。
1ヶ月経って、曲もいろいろかじってみたので、ここから練習曲(カルカッシと言うのとセゴビア編のソルと言うの)を始める事にした。まず、大雑把に必要とされる技術を知らないと練習曲を進める意義が分からないで進めてしまう事になる。練習曲を一通り進めた上で、ゴンザレスの基礎練習を進める予定。
そんな感じで進めております。普通の音楽教育とは逆で曲→練習曲→基礎練習と進めるとむしろ練習曲や基礎練習が効果的なのではないかと試みている。うまく結果に結びついたらいいなと思う。特にフィンガリングの面でヴァイオリンでもいろいろ気づかされる事が出てきているので、ヴァイオリンにもフィードバックできればと思う。
この1ヶ月で出来るようになった事、知った事がいろいろあって楽しい時期。でも楽しいうちはまだまだとも分かっているので、計画通り地道に進めていきたいと思っております。