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水曜日・木曜日は東京にてレッスン。今回も二日間で15コマと大変多くの方にお越し頂き有難うございました。初めてお越しの方もおられ嬉しく思いました。今後ともどうぞよろしくお願い致します。
金曜日は半日、久しぶりに楽器を撮影する仕事に都内某所へでかける。今回はSクラス楽器（Sクラスと言えば「あれ」か「それ」かでそのうちの「あれ」の良い時期のものです（＾＾；）で眼福でありました。機会ある毎に書かせて頂くのだけれど、良い楽器は造形的な無理が無いためか変な反射や影ができにくくスムーズに撮影ができるし、木目もはっきり浮き出て見える（これは下塗りのニスによるのだろうと考えられる）。見た目にも造形の美しさに加えて、存在感や迫力があり浮き出て見える。
以前は楽器は弾かなければ勿体ないと思っていて、持てる能力を発揮しない弾かれていない名器は不幸な存在と考えていた。でも、音を追求した結果とは言え、音以外の美しさや魅力が存在していて、それで接する人を幸せにさせるのなら、それで良いのかなとも思うようになった。音だけが魅力というのはあまりに一面的と。
わたし自身は楽器は弾くものだと現在でも基本的に思っているが、見たり飾ったりする楽しみやコレクションする楽しみも少し理解できるようになってきた今日この頃であります。財産目的や投機の対象というのはまだ理解しがたいのではあるが･･･。
