ホーム >
火曜日水曜日は東京にてレッスン。3コマ+9コマと大変に多くの方にお越し頂き有難うございました。水曜日は大変蒸し暑い中お越し頂きました。
レッスンにお越し頂いた方と話題になった事。以前も書いた事もあるかもしれない。
ヴァイオリンに限らず楽器を選ぶ時には「楽器の持つ音楽性」を重視するようにしている。こればかりはスペックや理屈は通用せず、なぜか音楽が進められる楽器と引っかかる感じがして音楽を進められない楽器があったりする。また、曲のフレーズを作る事のできる楽器と何もフレーズが浮かばない楽器がある。これはヴァイオリンもギターも同じ。
胴体の出来だけでなくネックの具合などがかかわってくるので、購入後に調整をすることで音楽ができる楽器になることもあるし、弦を替えたらすごく良くなる場合もある。でも、元々の楽器の素質が最も「楽器の音楽性」に影響して、そしてその感じは年月が経っても変わらないもののようだ。
「いつも弾く曲が引っかからず上手く弾ける」感がある楽器は音楽のできる良い楽器なのだと思っております。