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水曜日・木曜日は東京にてレッスン。両日で17コマと非常に多くの方にお越し頂き有難うございました。
金曜日はようやくサイト更新ができた。今回はヴァイオリンの専門書籍について。過去の記事のアップデートの形ではあるが、事実上書き直しをした。2008年にサイトのリニューアルを行った時に、間違って他の記事と一緒になってしまっていのに最近気が付いて、こりゃいかんと思い急遽記事の設計をし直した。
ヴァイオリンの専門書籍の紹介についてはこれまで慎重に考えていた。1冊数万円〜の高額な洋書でしかも入手困難。しかも、必要なひとは限られるという理由から。でも、このサイトを10年近くやってきて、まあいいかと思うようにもなってきた。世の中、配慮と無神経が入り交じり自分で判断が必要になっているのだから、こういうものがあるということをお伝えしてそれ以上は自分での判断でいいかなと思う事にした。
ヴァイオリンの売買に関わるひとは責任が伴ってくるためこういった専門書籍や資料での勉強は必須だろう。演奏の勉強と楽器の勉強は全く別のもので、演奏ができても楽器の判断ができるわけではないことは強調しておきたい。
渋谷のザ・ミュージアムで開催中の「だまし絵II」に行ってきた。行かれた方もおられるのではないかと思う。面白いアートがたくさんあった中で、映像作品が目に留まった。古いヒット曲(1985年)a-haのtake on meのプロモーションビデオ。こんな素敵なPVだったとは全然知らなかった。
懐かしいようなシンセサイザーらしいシンセサイザーの音です。
もちろん現代みたいにCGではない。ロトスコープと言われる手法だそうでカメラで撮影した動きをトレースしたアニメーションとのこと。マンガの中の世界と現実の世界と行ったり来たりしつつ、絵を見る人が絵に見られているという構図。主従逆転、図と地の逆転は確かにモダンアートにしばしば見られる世界だなあと思わされた。
その他、立体と平面の超越、次元の超越を試みた作品が多く見られ面白い展覧会でした。ダリやマグリット、エッシャーと言った有名作家のもあったけれどむしろよりモダンアートの方が興味深く見られた。会期の終了間近ですがお勧めです。