ヴァイオリン教室「ヴァイオリンがわかる!」

ヴァイオリン教室「ヴァイオリンがわかる!」はヴァイオリンに対して熱意を持って取り組んでいる方を応援します。

弓の弾き込み

火曜日〜木曜日はレッスン。今回も多くの方にお越し頂き有難うございました。体調を崩してお休みになってしまわれた方は、寒いですからくれぐれもどうぞお大事になさって下さい。

わたしも暖まろうと電子レンジで牛乳を温めようとしたら、手元が滑って牛乳大散乱。近くにあったギターにかけてしまいましたです(そう言う時に限って、持っている中で最も高いギターに。とほほ(T_T))。どうぞ皆様、身近な事故にはお気を付け下さい。

楽器は弾かないでいると鳴らなくなってしまう・寝てしまうとよく言われる。本来の性能を発揮するには弾き込まないといけないと。このことはサイトの記事にしたこともあったが、事実の検証がしにくいこともあり、多く議論の対象になるトピック。

ヴァイオリン本体は弾き込みについて言われるが、弓にも弾き込みの効果があるのではないかと最近思っている。もちろん松脂や弓の毛の劣化具合や温度湿度の変化によることもあるのだろうが、しばらく弾いているとスティック自体の「鳴り」が変わるように思えるし、翌日もその効果は残るようだ。

お正月の間オールドボーは休ませていたが、しばらく機嫌悪くて鳴ってくれなかった。ここのところようやく調子を取り戻してきたように思える。楽器も弓も、またギターも弾いていないと薄っぺらい音になり、弾いていくうちに低音の量が増えてくるように思える。

上記の牛乳をかけてしまったギター(1987年のMartin D-45LEというもの。フロリダのコレクターが持っていた楽器で長い間弾かれなかったのかもしれない)。音が良いと思って買ったが、弾いていくうちに音が変わってきたし、また毎日のように調子が変わる。ヴァイオリンの弓ではトルテスクールの弓が日々音が変わる。それゆえに、この弓は毎日弾いていないと調子を取り戻すのが大変。

単に不安定な楽器と言うことになってしまうのかもしれないが、楽器は日々様々な変化を見せてくれて面白いものだなあと思う。

 



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