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野菜のオクラ(豆腐に刻んで乗せるとおいしいやつ)って英語でokraだったんですね。英語とは知らなかった。
金曜日は楽器を撮影する仕事に一日中出かけた。今回は新作楽器だけれども非常に有名なもの3本と、古いもの3本。そのうち1本は1600年代初頭の超オールド。仕事ではあるけれども、こう言う楽器は和める。撮影しながら「いい仕事しているねえ〜」と楽しんじゃっていました(^^)。
ヴァイオリンは鑑賞の楽しみもある。国内ではコレクターと言うと、演奏する側からは「ろくに弾きもしないのに死蔵して」と批判される事があるが、ヴァイオリンや弓の造形を楽しむ方々を見ると文化的で素敵だなあと思う。
音楽も文化ではあるが、楽器自体も文化。良い音を出すためのノウハウの塊が、良くできた楽器や弓の造形なのだから。良い楽器や弓を見て「美しい形」と思えることは、人生を豊かにするし演奏についてもプラスに働くとわたしは信じている。
土曜日・日曜日は東京にてレッスン。今回も多くの方にお越し頂き有難うございました。
お越し頂いた方のおひとりはとても上手く弾く方で、のみならず楽器や弓がとてもお好きな方。楽器を大事にし探求も続けておられ、すごいなあといつも感心する。また、お越し頂いた方のおひとりは若い方でまだ2回目だけれど、お話させて頂いたことをどんどん吸収してみるみる良い音になり、すごいなあとわたしの方が感心させられた。
他の方が苦手とする技術を上手に弾きこなす才能をお持ちの方や、楽器を良い音で鳴らす才能をお持ちの方なども今回お越し頂いた。それぞれ別の問題点はあるのでいろいろお話はさせて頂いているが、大人だって才能豊かな方は多くいらっしゃるもの。
いろんな才能の方がいらっしゃるし、それぞれの観点で楽しむことができるのがヴァイオリン。わたしの側ではある程度バランスよく弾けるようにもするのだが、それ以上に、それぞれがお持ちの才能をご自分で楽しむことができるようにとできればと願っている。