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土曜日は東京にて、日曜日は愛知にてレッスン。今回も大変多くの方にお越し頂き有難うございました。日曜日に名古屋駅に降りた時、なんで自分がここにいるか理解できなかった。寝てたわけでないのだけど、環境適応能力減退中(^^;。
重音について。
うちでは比較的早い段階から重音の音階練習を始める。小野アンナの音階教本を使って、#のものからまずは3度、6度、オクターブを進めるのが通常。子供向けのレッスンの場合は楽譜の順番通りハ長調からで良いのかもしれないが、うちは大人向けということもあり音階は全て#から始めることにしている。
重音は始めたばかりの方にとって非常に難しいかと思う。全然音程は合わないし、音はきれいに出ないし、手はこれまでより格段に広げなければならないから痛いし。苦痛かと思う。
でも、ヴァイオリンの技術の中で重音はとても重視すべきトピックと思う。ボーイングの練習としても有益と思うし、単音での音の取り方にも有益。単音でうまく弾けるために重音をやると言っても良い。
めげずにお付き合い頂ければと。
そう言えば、書店でカールフレッシュのダイジェスト版を見かけた。しつこい重音の練習がだいぶ省略されたもの。使いやすいかな?入手してみよう。