ホーム >
今週はレッスンはお休みとさせて頂いている。その間にあれこれ勉強中。
モダンアートを多く見てきた。ご存じの通り、楽しく見ることができるものもあれば、見る側を不快にさせるようなものも。あれこれ見るに、見る側を不快にさせるのは思いつきでもできることだけれども、楽しくできるのは難しいことなのかもなと感じる。
「心を動かすことができれば、なんでもあり」なのがモダンアートの思想なのかもしれないけれども、不快感を感じさせるものはどうなのだろうと思ってしまった。料理を思いつきで「マズい」ものにするのは簡単。味のバランスを崩せば簡単にマズくなる。不快感を感じるモダンアートの多くはこれと同じなのかなあと。中にはマズいはずの組み合わせで、ウマいものもあるけれども。
一方、建築についてもいくらか見て、これこそはアートだなあと得心がいった。必要とされる空間の確保と重量を支える構造、予算などの必然性が形になったのが建築。
ヴァイオリンを含めた楽器やあるいは音楽はどうなのか。オールド名器の造形は、建築のように必然姓を積み重ねた形なんだなと感じる。これもアートそのものだろう。
漠然としたお話ですが・・・。