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渋谷のザ・ミュージアムに「白隠展」を観にでかけてきました。
白隠は江戸時代初期の高名なお坊さんということだが、この人の書いた絵の展覧会。
非常におもしろく観ました。墨絵が中心ではあるがユーモラスかつ大胆な絵。マンガと言ってもいいと思う。また、文字だけの書も大らかな感じで親しみが持てた(ただ、それとは別に大変達筆な人でもあったようだ)。
よろしければぜひ。大いにおすすめです。
2012年も今日で終わりになります。「ヴァイオリンがわかる!」とわたしの一年を書かせて頂きたいと思います。
今年は書籍「まるごとヴァイオリンの本」が5月に出版され、12月には増刷されるという嬉しい出来事がありました。もうこれだけで今年の仕事は終わりという感じでありました。
青弓社「まるごとヴァイオリンの本」
(左:第1刷、右第2刷。表紙に差はありません)
また使用している新作ヴァイオリンのユーザーとして5月にNHK名古屋からインタビューを受け、自分の顔と演奏が全国にNHKにて放映されるという恐ろしい出来事がありました(^^;。
使用している楽器のひとつ「新作シャコンヌ」のユーザとして、
NHK名古屋が取材にお越し頂きました。
レッスンには今年も非常に非常に多くの方にお越し頂きました。特に秋から年末にかけて多くのレッスンをやらせて頂きました。
また、楽器の撮影も先年よりも多く撮影させて頂きました。今年は非常に良いストラディヴァリに触ることができたのが印象的!また、自分自身も素敵な楽器や弓にご縁あり入手することができました。
金環日食も忘れられない出来事でした。3年前から待った甲斐がありました。
5月の金環日食!ばっちり撮れた。
今年初めにお示ししたモットーは「練習をしよう」だったのですが、はっきり言って全く練習はできず。ヴァイオリンだけでなく、他の事に関してもインプットが少なく、アウトプットの多い一年でした。仕事の上ではアウトプットが多いのは有難いことではありますし、自営業者なのだから休みは無くて当たり前なのですが、時間を作って勉強をしたいなと思っています。
来年2013年は皆様にとりまして良い一年になりますよう。どうぞ良いお年をお迎え下さい。
わたくしの2012年を書かせて頂きたいと思います。よろしければご覧下さい。
「ヴァイオリンがわかる!」は少しずつ更新しようとしていて、実際少しずつ更新できている。また、年末になって小規模なリニューアルも実施中。
今年の出来事としては、出版社の青弓社さんからご依頼を頂いて、「ヴァイオリンがわかる!」の記事をベースにした書籍が出版されたことが大きい。1月から4月までは空き時間があればパソコンに向かって、原稿の修正を繰り返していた(マクドナルドでの仕事がはかどりますね(^^))。
本当にこれが本になるのか、ダマされているのじゃないかと疑ってもいたが、本当に店頭で並ぶ書籍になった。この本をご覧頂いてレッスンにお越し頂いた方もおられるし、この本がご縁となっていろんな方から声をかけて頂いた。細かい部分まで指定をさせて頂いて作成した書籍。多くの方に取ってお役に立てる書籍になっていればと願っている。
Webサイトについては、書籍とは違った形で発展できればと思う。ただ、現在のところ使いにくい部分が出てきているので、少しずつリニューアルをしなければと思っている。
検索エンジンによる順位は引き続き高評価で、「ヴァイオリン」「バイオリン」のキーワードでYahoo!は2位、Googleともに3位を維持している。多くのアクセス数と反応を頂き嬉しく思う。記事がお役に立っている事を願っている。
2012年も非常に多くの方にレッスンにお越し頂いた。特に秋から冬にかけて東京でのレッスンは休み無くレッスンをやらせて頂いていた。
これまでの累計でお越し頂いた方は530名を超え、現在120名ほどの方に定期的にお越し頂いている。
当初は音程が無かった方がだいぶ音程が合うようになったり、弓を振り回してノイズでしかなかった方が楽音になったりと、わたしとしては嬉しい結果が出てきている。うちで最初から始めた方が、カイザーやクロイツェルを弾くようになって来た。また楽器に関してもご自分で良い楽器を見つけてくる方が今年は多くいらっしゃった。
ヴァイオリンの演奏技術だけでなく、楽器自体や音楽についてなど、それぞれがそれぞれの形で楽しんでおられる様子に嬉しく思う。ヴァイオリンを通じて楽しんで頂けるのが何よりなのだから。
ただ、今年はレッスンにお越し頂いている方の中で怪我をされた方、体調を崩された方が少なからずいらっしゃるのが気になった。それもわたしと近い年齢の方が体調を崩されるケースが多かったので、わたしにとっても気がかり。その後、元気になっていることを願っています。
わたし自身はいまだに「音楽の価値」について疑問を抱いたまま仕事を続けている。「音楽の価値」=「音楽を聴いて演奏してどんな良いことがあるのか」は疑問のままだけれども、「良い音を出すことができれば嬉しいはず」と信じてレッスンを行っている。
今年もストラディヴァリ・グァルネリを含め多くの名器・名弓に出会った。そして、自分にとって楽器の当たり年となった。
今年は魅力的なオールド弓に出会うことができ2本購入してしまった。アダムスタンプの弓と、トルテ・スクールの弓。真贋はどうでも良い。良い音の出るものにご縁があったのが嬉しい。名前で買うのはお金があればできることだが、良いものに出会うのはなかなか困難なこと。
上:アダムスタンプの弓:Jean Dominique ADAMだろうか?
下:トルテスクールの弓
いずれも滅多にないほどの弓でよい買い物をした。
16万円だが、なかなか音の良いヴィオラも。手持ちのヴィオラが2本になりヴィオラを使ったレッスンが随分やりやすくなった。ヴァイオリンのレッスンの際にも、ヴィオラを弾いて頂くことがしばしばあるので、2本あるとかなりやりやすい。ケースを用意してあげなくては。
日本ヴァイオリンさんフェアで出会った楽器。十分使える音。
楽器ではないが、オーディオ機器をちゃんとしたものにした。特に古い録音からこれまでの機器と違う印象を得ることができた。
わたくしごとで恐縮です。2012年のわたしの出来事を書かせて頂きます。
広島県の尾道や福山に正月にでかけた。尾道はとても良いところです。お勧めです。また、福山の鞆の浦も江戸時代の街並みが残る良いところでした。
尾道の坂
4月には奈良・吉野にでかけた。これはわたしがお勧めするまでもない、日本人なら一度は行くべきスポット。修学旅行で行くような場所だけでなく、飛鳥京跡はわたしにとっては多くの想像を馳せることのできた場所。
法隆寺五重塔と桜(ベタな日本的風景)
5月には愛知県の常滑市に行った。これはビミョーな感じ。まるは食堂のエビフライは美味だったが、町自体は人工的に観光地化した感じを受けた。
常滑の巨大招き猫とこにゃん(^^;
7月にはわたしにとっての心のふるさと長野県松本市に。学生の頃の4年間をここで過ごした場所で、今の自分は松本に住んでいたから成り立っている面が大きい。やはり相変わらず素敵な土地だった。
松本城:冬はお堀が凍ります。今年はかなり凍ったのではないだろうか。
嫁さんの実家へ帰省を兼ねてだけれども9月に北海道に。今回はファーストクラスに初搭乗したり、トヨタ86のレンタカーを借りたり贅沢させて頂く。美瑛は良いところですね。やっぱり。
美瑛の風景