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火曜日はご指導を頂きに目黒区へ出かける。今回はバッハの無伴奏ソナタ3を中心に。
特にこのフーガは難しく、その上、曲がよく分からない。先生も、フーガはあまりよく分からないというようなことをおっしゃっていて驚く。そうか、やはりこのフーガはよく分からない曲なのだと。分からないのレベルが全然違うのだろうとは思うが、バッハでもそういう曲があるのだなと。
どこが旋律になっているか意識してと繰り返しご指摘を頂く。8分音符の連続の中にメロディが入っていることには気がついていなかった。和音の前でも、きちんとメロディを指定通りの長さでとも。
この曲、C durということもあり、和音の中でE線の開放を多用する。この時にE線がひっくり返りやすいが、弓を振り回さないように気をつけたら、ひっくり返りはかなり減少した。変な音が出るのは、弓をコントロール外で弾いてしまっているときなのだろうなと思う。
夕方は2コマレッスン。たまたまお二方とも、きちんと楽器を鳴らすことについてお話をさせて頂いた。強くも弱くもない適切な加減でといういつものお話。当たり前のことと思うが、そのほどよい加減は難しいところ。
自分自身でもここのところ難しめの曲を多く練習しているが、難しい曲でもきちんと楽器を鳴らすことができれば良いなと思う。