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水曜日と木曜日は東京にてレッスン。特に水曜日は9コマと非常に多くの方にお越し頂き有難うございました。
現在考えていること。弓と弦の接し具合の表現。基本的にはかなり弱い圧力で弓と弦を当てるものと考えている。ただ、弱ければ良いわけではなく、適切な圧力の感覚を表現する言葉を探している。
これは特にオールドボーの場合に顕著で、弓のスティックの中心を感じるというか、弓の毛がほんの少ししなるような感じというか、スティックの弾性を感じるというか。その適切な具合で、ぶわっと音が出たり、情けない音になったりするので、オールドボーは面白い。しかも弓によって全然加減が変わってしまうが、何か共通する感覚があるようには思える。
いろんなものを合わせて言葉を探しているところ。箸を2本合わせてみたり(これは硬すぎ)、ドラムのスティックを2本合わせてみたり(これも硬い)。カッターの刃で木材を切ってみたり(これは柔らかすぎ)。硬くて(実際、弓はめちゃくちゃ硬い木材)、でも、弾力性のあるものが合わさっている状態なんだろうなとは思う。
今のところ、適切な表現が見つからないけれども何とか見つけたいなと思う。