ヴァイオリン教室「ヴァイオリンがわかる!」

ヴァイオリン教室「ヴァイオリンがわかる!」はヴァイオリンに対して熱意を持って取り組んでいる方を応援します。

久しぶりのHP更新

やっとHPの更新ができた。HPを更新するにはそれなりにまとまった時間が必要になるため、なかなか作業が進まなかった。

今回は、練習用動画にパッヘルベルのカノン(1st Vn のみ。ひとり弾き)を追加。カノンは合奏になっていない音源が欲しいという多くの方からご要望があり、やっと実現したもの。また、ホールなどの響きがついていると練習には使いにくいというご意見も頂いたことがある。

今回の録画・録音は東京でのレッスンを行っている部屋(普通の六畳間)。マイクは1.5mほどの距離。響きはほとんど無し。いわばお化粧無しのスッピンでの勝負ということになり相当に厳しい条件。アラが全て出るし、ホールの響きが助けてくれないので、聴いちゃいられないものなり得る。

今回、2010年に購入した新作楽器のHPデビューでもある。この楽器はオールドに比べて、近くで聴いたときのノイズが少ないし(今回の条件でオールドで録ったら、ガサガサの音がした)、マイクのりも良好。だいぶなじんできて、「楽器」として使える音になってきた。

練習に使いやすいようになるべく表情をつけないように、なるべく平易なフィンガリングとボーイングで弾いたつもり。全然上手くないけれども、どうにか練習用の使用に耐えうるものができたと思う。練習にお役立て頂ければ幸いです。


ヴァイオリンはなぜ音階が難しいか

土曜日は東京にて、日曜日は愛知にてレッスン。土曜日はお休みの方がお二人いて、比較的余裕のあるスケジュールとなった(それでHPの更新ができた)。日曜日は8コマと多くの方にお越し頂き有難うございました。

お越し頂いている方にご質問を頂き気がついたことがある。「なぜ、ヴァイオリンは音階が難しいのか」。非常に良い質問と思った。実際、調によってはヴァイオリンで音階を弾くことは極めて難しい。

本来はスコルダトゥーラ(調弦を変える)を使ったりして、普通のチューニングでは困難な調も、弾きやすく、なおかつ、音も魅力的な響きになるように弾いたのだろうと考えられる。パガニーニのコンチェルトがそのように弾いたとされるし、ヴィオラパートだけれどモーツァルトのシンフォニア・コンチェルタンテが変則的なチューニングをやっていたと言われる。調べてみたら、サンサーンスの「死の舞踏」もE線を半音落としということは初めて知った。

時代が下って、転調の激しい音楽を演奏するようになり、調弦を変えることなく、さまざまな調を弾かなければならなくなったという事がスコルダトゥーラが出来なくなった理由なのだろうとか想像する。

スコルダトゥーラを実際にやってみると、わたしにとっては極めて難しく、逆に音程が取れなくなってしまう。でも、ギターならカポタストを使っても、変則チューニングをしても普通に弾けるのは不思議。慣れの問題とも言える。

 



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