ヴァイオリン教室「ヴァイオリンがわかる!」

ヴァイオリン教室「ヴァイオリンがわかる!」はヴァイオリンに対して熱意を持って取り組んでいる方を応援します。

弓も弦も弾力がある

12月1日ということで2012年2月分の予約開始日。非常に多く(78コマ!)のご予約を12月1日に頂いた。今月も本当に有難うございました。また、水曜日・木曜日はレッスン。両日とも8コマずつ16コマのレッスンをやらせて頂いた。わたしも頑張りました!

最近の大発見!自分的に「これは絶対正しい!」と思えるような大発見があるといろんな方にお話する習性があるため、既にお聞き頂いた方にはごめんなさい。当たり前といえば当たり前の事だけど。

「弦も弓も弾力のあるもの」ということ。また、楽器自体も弾力感があると言える。

演奏は硬いものをこすり合わせるのではなく、柔らかいもの同士を合わせている。多分、これは間違ったことではないと思っているし、そのつもりで弾いて頂くと良い音になるケースが多々あった。弓を振り回したり、ギコギコさせたりするのは問題外だなと。

我ながら、かなりの大発見(当たり前じゃんと冷たく言われそうですが)。これで演奏についても、音楽についても、楽器についてもいろんな事が説明できること。たまにこういうことがあると嬉しい(^^)。

 


楽器の選定

楽器について。レッスンの中でも話題になったし、また、サイトをご覧頂いている方からメールでご質問も頂いた(既に、返信させて頂いていることだけど)。

楽器の選定を先生が行うことには反対する。実際どうしてもという事情の時だけ、一回二回やらせて頂いたことがあるだけ。判断の主体がご自身で、判断の材料をお示しすることはやらせて頂いている。購入検討中の楽器を弾いて差し上げた場合や、ご自分で選定して頂いてその上でわたしの意見をお話したというケースなど。

わたしの楽器の銘柄をお示しすることはほとんど無いし(弓は公開している。パジョーとユーリとフェティークです)、新作楽器の方も聞かれない限り伏せるようにしている。うちにお越しの方でわたしの新作楽器と同じ製作者の楽器をお使いの方が6名いらっしゃるので、うかつに話しては影響力が強過ぎると感じる。

楽器は自分で選ぶべきものと思っている。自分で良いと思わないのに、先生が奨めたからと言って購入することもないし、高額な楽器を自分で良いと思わないうちは楽器の買い換えは早い。まして、わたしも含め、楽器を本当に判断できないのに、他人への選定なんて出来ないものと思う。

選定するとしたら、わたし自身が本当に欲しいと思える楽器のみ。良い楽器を見る機会が多いとは思うけれど、値段によらず自分が欲しいと思う楽器は少ない(年に5本あれば良い方)。そして、そういう楽器に出会ったら、わたし自身が買うから他人への選定には矛盾が生じる。

楽器に関する関心が無いというのは、音に対する関心がないもの。先生が選定しては楽器を見る目だけでなく、音を聴く耳が育たないと思っている。ぜひご自分で数多くの楽器を見て、自分で選ぼうとしてみて頂きたいと思う。

 



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