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わたし25年来の大仏の愛好家。宗教としての仏教に厚い信仰心を抱いている訳ではないけれど、なぜか好きで小学生の頃から大仏の絵を描いていた(お城の絵も描いていた)。大仏についてはヴァイオリンに次いでかなり長いキャリアと自負している。
で、日本三大大仏と言われるもののひとつにぜひ行ってみたかった。奈良東大寺の大仏、鎌倉高徳院の大仏に次ぐのは・・・、東京大仏(^^;。
かなり暑い中、板橋区高島平にでかける。都営三田線 新高島平駅から歩く歩く。途中の赤塚公園や諏訪神社など趣のある雰囲気で気分良く歩く歩く。35度の中なので汗だく。
諏訪神社:どこか懐かしいような、神社らしい雰囲気
諏訪神社本殿の彫刻:非常に良い!
東京大仏は乗蓮寺というお寺にある。付近の通りは「大仏通り」になっていたり、「大仏そば」という蕎麦屋さんがあったりして、こりゃダメかなと思ったけれども、お寺は予想に反してかなり趣がある。新しいお寺にありがちな安っぽくて痛いお寺と思っていたが、古いお寺に共通する心が静かになるような雰囲気があった。
乗蓮寺仁王門:仁王さまもかなり良い仁王さま
東京大仏。なかなか良いお顔。地方都市に数ある近代の大仏とはかなり違う。
板橋区の赤塚付近は初めて行ったところだけれども、名所旧跡や森林が予想外に多く、良いところでした。東京都内とは思えないのどかな雰囲気があったし。
大仏だけを目指して車で行ったりしたら、その土地の良さには気がつかなかったと思う。旅行(というにはあまりに小旅行だけれど)は自分の足で歩かなくては!