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土曜日は東京にて、日曜日は愛知にてレッスン。今回も非常に多くの方にお越し下さり有難うございました。また、愛知の皆様には2週間前はお休みを頂き大変申し訳ありませんでした。
東京のレッスンにお越し下さった方々から、地震の際は皆様それぞれ怖い思いをしたり、帰宅難民になったり、ご自宅で様々なものが壊れたり、お仕事に影響したりと、お話を伺った。東北の方のことを思えば都内の被害は大したことないが、やはり身をもって経験したことが一番の恐怖。
地震の後、数日間ヴァイオリンを弾けなかった方が多かったと聞いた。でも、どなたも右手の技術の衰えはほとんど見られなかった。どの方も比較的きれいな音を出していて(むしろより良い音になっている方も)、私としては安心することができた。
原発について、都内でも放射性物質が検出されたりしているため、かなり気にして情報をチェックしている。気にしたってどうなるものでもないのだけれども、パニックに巻き込まれたくはないと思うから。
レッスンにお越し下さっている方の中にはマスコミにお勤めの方もおられるので言いにくいことではあるが、どうも国内のニュースは「大本営発表」の雰囲気があり(木口小平や爆弾三勇士と言った軍国美談を感じさせる記事すらあるように思える)、海外の記事からも情報を得るようにしている。
とてもニュース記事を読みこなすような英語力はないため日本語版に頼ることになるが、すごいと思ったのはウォールストリートジャーナル(Webの日本語版)。記事によっては極めてに詳しいし、日本の文化的・歴史的背景から分析された記事もあったりする。
現状の国内の情報からは感じ取ることの少ない冷静な分析に基づく記事。少なくとも私にはこういう記事の方が好感と信頼感を持って読むことができる。マスコミもいろいろですね・・・。