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レッスンを受けに目黒区へ。東急東横線が各駅停車のみの運行になっていたけれども、それを見越して普段より早く自由が丘駅に到着。いつも通り2分前に先生宅に。
先生もご無事の様子で安心した。
バッハのパルティータ2番を中心に、音の出し方について多くご指導頂く。手をひねって圧力をかけるのではなく、弓の先の重さを感じつつ、良い音のする元過ぎず先過ぎない弓の位置でと。
また、和音の音程についてもよく響く音程でと多くご指導を頂いた。正しい音程ではなく気持ちよく響く音程というところが奥深いところ。でも、うまくいくとブーンと第3の音(重音を弾くと合成されたもうひとつの音が出る)が鳴るので面白い。
このちょうどいい加減が難しく、弓と楽器のご機嫌を伺いながら進めているような感じ。クラシック音楽の奥深さは、音の響きの美しさ・気持ちよさにあると思う。分かった気になっては、やはり遠ざかってしまうけれども、少しでもわかるようになりたい。
今回も非常に有意義でした(^^)。
しかし、地震の後、自分の練習が多くできた気がする。「この非常時に、ヴァイオリンなんかにうつつを抜かして、この非国民め」と戦時中のようなことを言われそうだけれども(^^;。
コンビニに寄ったらパンやカップラーメンなどが復活していた。店内は相変わらず省電力のため薄暗いけれども、だいぶ日常に戻ったように感じて嬉しく思う(必要以上に買い込んだひと、食品を捨てるなよ)。
こういった事態に備えをするべきかどうかは考えるところ。大地震が起こるリスクと交通事故に遭うリスクを比較すると事故の方が遙かに高いし、考え得るリスク全てに保険をかけようとすると、ものすごく高額についてしまう。
だからといって仮にお金の貯蓄がいくらあっても、今回のようにモノがなければお金も無力。
何が必要で、何が必要でないか。それをきちんと把握することがリスク管理なのかなあと思う今日この頃。