ヴァイオリン教室「ヴァイオリンがわかる!」

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なぜ5度チューニングなのか

土曜日は東京にて、日曜日は愛知にてレッスン。今回も二日間で16コマと非常に多くの方にお越し下さり大感謝です。2月も最終週となり(もう3月ですね)、だいぶ暖かくなってきて、レッスンの休み時間の間に散歩にでました(^^)。

ネコさんもひなたぼっこ(@近くの公園)。

レッスンで、「なぜヴァイオリンは5度チューニングなのか?」というご質問を頂いた。非常に良い質問と思う。もちろん理由はわたしにはわからないけれども、非常に興味深いトピック。

ヴィオールやギターなどは基本的に4度チューニングで5度チューニングの楽器は比較的少ないように思える。おそらく様々な実験と淘汰の結果、ヴァイオリン族とマンドリンに5度チューニングが残ったのだろう。

5度チューニングの場合、少ない弦の数で幅広い音域を得られる。音域が広いから無茶なハイポジションを使わなくても少ない人数で合奏が可能と言える(四重奏で一応十分な響きが得られる)。

また、運指の都合上、移弦が少なくなり速いパッセージを弾きやすくなる(ヴァイオリンやマンドリンのような小型の楽器でのみ言えることだけれど)。だからこそ、複雑な曲が生まれたのだろう。

王族・貴族の衰退の時期と重なることもあり、音楽家の人件費を削減する必要もあっただろうし、逆に大きな会場で派手な演奏が求められるようになり、ちょうど時代に合ったヴァイオリンが残ったのは非常に興味深い。生き残れた数ある理由のひとつが5度チューニングであると思う。

思考の広がる良い質問に感謝です(^^)。

 


ラベルの撮影

これまで使っていたコンパクトデジカメが壊れてしまったので、新調しリコーのGRデジタル3にした(中古で29,500円:GR3も安くなったもんだ)。

これは単焦点ではあるけれどF1.9と非常に明るいレンズで、かつ、1cmまでの接写ができる。ということはヴァイオリンのラベルの撮影が容易にできると言うことになる。

撮影の仕事の場合、ラベルを撮っておきたい時がある。かなり使えるかも(^^)。

 



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