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8日間ほどレッスンのお休みを頂いている。
この10月で今のヴァイオリンがらみの仕事(楽器撮影やレッスンなど。レッスンは少し遅れてのスタート)を始めて5年目になる。
本当に多くの方によくして頂き、また、幸運もあり、この5年間は一生懸命仕事をすることができた。仕事を通じてヴァイオリンについて多くを知ることができ、数多くの名器を触ることができ、またレッスンを通じてヴァイオリンの演奏技術についても知ることができた。
今回のお休みは、次の5年間をどうするかを考えることが主な目的。
既にレッスン料金の値上げをさせて頂いたり、楽器を購入したりして次に進もうとしているけれども、もう少し先までの展望。
5年後はわたし自身も41歳になっているし、両親も高齢になる。両親が健在でいるか心配であるし、わたし自身も頭が固くなってくる頃。世の中はあまり良くはなっていないと思うし、より一層日本は貧しくなっていると思う。
昭和40年代生まれの自分にとって、国力が後退していくのは経験のないことで、新しい状況に対応できるか不安なところ。これまでのやり方はベストとは限らず、現時点での状況で最良の選択をする必要があるだろう。
ヴァイオリンについても超円安になって大変な贅沢品になっているかもしれない。名器が日本に来なくなっているかもしれないし税金が高くなり名器が売れなくなってしまうことも考えられる。ヴァイオリン自体は主役的な楽器であり続けると思うけれども、ヴァイオリンにまつわる環境は変わってくると思う。
2015年も健在で元気で続けられたらと願うところ。