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火曜日の夕方と水曜日は教える方のレッスン。今回も多くの方にお越し下さり有難うございました。
弾く場所の響きについて。
東京でレッスンをしている部屋はカーペットを敷く枚数を変えるなどして響きを調整してある。最近、この加減を見直してより響くようにしてみた。
レッスンをしている部屋は6畳間の和室にフローリングカーペットを敷いてある。天井は高いのでその点では良いけれども、畳のままでは響かなさすぎになってしまう。
楽器の音は耳への直接音以外に、壁や天井に反射して返ってくる反射音が多く含まれる。自分の音を客観的に聴くためには、また、必要以上に力を入れないためには、ある程度部屋が響く状態にしておいた方が望ましいように思える(もちろん、響きすぎず、響かなさすぎずの加減)。
自分の音がきちんとモニターできることが練習に適した部屋の条件になると思う。実際、今回の変更の後はお越しになる方の力加減が幾分ゆるくなったかなと感じる。うまく成果が出ればと思うところ。
楽器の弦を張り替えたところストックがなくなってしまったので弦を購入。いつものI love stringsさん。なんと言っても安いから(^^;。
自分で主に使用する楽器には相変わらずドミナントとゴールドブラカット(0.26)かヒルのE線。ここしばらくこれで固定している。新作楽器の方はあれやこれやと試しているけれども、ペーターインフェルドがなかなか良い感じ。
ドミナントを嫌がる方も多いけれども、わたしはこれが一番楽器の特性を素直に出す弦と思っている。余計な味付け・バイアスがかからない方が弾く際にも使いやすいと思うし。逆にきちんと楽器を鳴らす技術がなければ耳障りな音になってしまう特性もある。
張り替えた直後でジャリジャリ言っているけれども、ドミナントだなあと思う瞬間(^^)。