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土曜日・日曜日は教える方のレッスン。今回も多くの方にお越し下さり有難うございました。お休みになってしまった方はどうぞお大事に。
音色のお話をさせて頂くときにいつも向かうべき方向は、「音量のある太い音」と考えている。弦だけが振動している状態ではなく、充分に楽器の胴体が振動させることができている状態で「太い音」が出てくる。
うちで定期的にお越し頂いている方は、程度の差はあれ全員が「太い音」になってきているし、逆に初めてお越しの方が薄っぺらい音に感じることがしばしばある。
音の太さ細さはボーイングだけでなく、楽器の高さ、姿勢でも変わってくるので面白いところ。楽器が高すぎれば音はかすれ、低すぎれば音はつぶれる。姿勢もバランスが後ろにあると音はかすれ気味になる。
本当に身体の動きがそのまま音に出てくるのだなあと思う。