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月曜日は愛知にてレッスン。休日だったこともあり9コマと非常に多くの方にお越し頂き大感謝です。
休日のためか帰りの新幹線は混んでいて窓側の席が取れずパソコンでの作業はできず(そういえば、成人の日は1月15日じゃなくなったんだっけ)。
帰路、「The Suzuki Approach」という才能教育に関する本を読みながらレッスンの進め方について考え直す。子供には適したことであっても、大人には適切でないことも多くあるし、大人に対するヴァイオリン教育は確立された方法はないため難しい面がある。
今のところ、私の場合は、初期段階で全体が見渡せるようにしているつもり。最初からA-dur、D-dur、G-durの1オクターブ音階をやって頂くし、通常よりスピッカートやヴィブラート、ポジション移動も早い段階でお話しする。最初から良い音で弾いて頂くようにするし、音程も(シールなどは貼らず)最初から耳で作って頂く。
それが良いことなのか分からない。個々の経験量にもよるし、個人差も大きいため完全にシステム化はできないと思う。それでも、大人はヴァイオリンの音を知っているのだから、少しずつ積み上げていくより、最初から俯瞰できた方が練習の方法が見えるのではないかとは思う。
何が最適なのかは、まだまだわからないところ。