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木曜日は教えるほうのレッスン。今回も多くの方にお越し下さり有難うございました。この日も間違えてお越しの方は誰もおらず、案内図はとりあえず役に立っているかなと安心することができた。
音について。鳴るということについて。
鈴木先生もおっしゃっておられるように、音は「自然音」がベストと考えている。弦をはじいた時のように、抵抗感無く振動し続けている状態。ヴァイオリンに限らず楽器の音はそれに至るものと考えている。
わたし自身は、ヴァイオリンはもちろんホルンやギター、ドラムスなどいろんな楽器を通して、「鳴る」ということを何となく体感し、ある程度の法則性がわかってきたかなと思っている。どの楽器にしても、身体の中の方から、ゆるい力で弾く・吹く・叩く。
わたし自身は安易に「わかった」というのは避けているつもりだけれども(おそらく非常に簡単なことなのだろうけれど、本質的には一生わからないだろうから。根源的な部分について「わかりました」となんて言えない)、どうも身体の内側からエネルギーを与えた方が良さそうだというのはどの楽器にも共通するように思える。
そして、良い楽器ほど身体の中からエネルギーは与えて、ゆるい力で弾いた時に良い音が出る。ストラディヴァリもグァルネリもグァダニーニも。ギターなら、Martin D-45もギブソン・レスポールカスタムも。ホルンならアレキサンダーも、音が出る時の重い抵抗感を感じつつ楽器全体が響く感じが共通する。
ゆるく、もたれかかっている時に大きな立派な音が出ると思っている。
ちょっとしたことがあって、首相であったり、企業の社長であったりと言った、前に立つ人は偉いと心底思った。
正面からも背面からも矢面に立ち、対外的な誹謗中傷・無理難題、アホタレな部下の失言、金銭的にも法律的にも責任を持ち。
いろいろ疲れます。