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月曜日は一日中予定がなかった。火曜日にレッスンがあるため、せっせとヴァイオリンとヴィオラの練習をする。レッスンの曲(ベートーヴェンのヴァイオリンコンチェルトとバッハの無伴奏チェロ組曲の2番(ヴィオラ版)、ヴィオラ版カイザーの27〜31)の練習をしていなかったので突貫工事。
まずは、一通り通す。次に、引っかかったところをチェック(指番号を書く時もあるし、ヴィオラはハ音記号とト音記号が混在すると混乱するので、音名を書くことも)。で、もう一度通す。2度目はけっこうスムーズに通る場合が多い。
本当はCDを聴いて録音して丁寧に練習した方がいいのだけれども、時間がない時はとにかく通すことが目標になってしまう。
時間のあるうちに練習しないといかんよなあ。教える方のレッスンで弾く曲の練習に追われて、自分の練習ができていない面があるし。
裏千家(お茶の裏千家です)の家元の文章を読んでいたら、もてなしの心について書かれていた。
「お茶の基本は優しさ」というようなことが書かれていた。楽しんでもらうための気遣いというようにわたしには読めたけれども、クラシック音楽の世界にそういう気遣いがあるだろうかと考える。
コンサートにしても、レッスンにしても大いに疑問に思う。かつてよりは断然腰が低くなったようには思えるが、未だに「聴かせてやる」、「教えてやる」から脱してはいないように感じる。
少なくともレッスンにお越しの方には、極力余計な気遣いをさせないようにと思っているけれども、それでも行き届かない部分があると思う。実際、4階でエレベータが無いことや、予約の画面や、レッスンもどうしても駆け足になってしまうことなど、改善したい点が多くある。
音楽の世界も、「もてなしの心」を学ばなければと思う今日この頃。