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土曜日は埼玉にて、日曜日は愛知にてレッスン。2日間で16コマ。暑い中お越し下さり有難うございました。
最近の発見。スピッカートの弾き方の説明として、「落とす」というのがなかなか良いことに気がついた。以前、ボーイングの極意は「落とす」と老チェロ弾きが言っていたと人伝えで聞いていたが、あらためて弓の弾力を利用する技術は「落とす」がかなり近いと認識し直した。
別のお話。発表会があるとのことで、ベートーヴェンのメヌエットを再度お持ち頂いた方。少し、音が途切れる感じがしたのと、スタッカートが長かった。より弓の弾力を利用する弾き方についてお話させて頂いた。
非常に良い音になっている。ヴィブラートもかなりよくかかっているし、ボーイングもほぼ安定してきた。よく練習と努力をなさっていると思う。聞いていて、良い音!と思う場面も多くなってきて非常に嬉しい(^^)。
金曜日、某所でストラディヴァリを見せていただく。そんなにしょっちゅう見てウソだろうと思われるかも知れないけれども事実です。あるところにはあります。Violin Iconography of Antonio Stradivariにも載っている初期の楽器。ニコロ・アマティそっくりでした。
ストラディヴァリは時期によって全然スタイルが違うので、積極的に製品開発とカイゼンに取り組んだアバンギャルドな人だったんだなあと。
にしても、ストラディヴァリの写真集が出版されるらしい。購入しようかなあ(100本以上実物大写真が掲載されていて、13万円くらい。欲しい)。