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水曜日は教える方のレッスン。7コマと多くの方がお越し下さり、大感謝です(^^)。
今回2号ヴァイオリンが機嫌が悪かったため、ヴァイオリンをお貸しした方には1号ヴァイオリンをお使い頂いた。
通常、女性には胴体の短い2号ヴァイオリンを、男性にはやや大きい1号ヴァイオリンをお使い頂くことが多い。ちなみに最近導入の3号ヴァイオリン(30万円の割には良い音の楽器)はお貸しすることはない。良い楽器を使って頂かないと意味がないから。
また、ある方にはわたしの弓で弾いて頂いた。運弓の感触をつかんで頂く場合に時々行っている措置で、言葉での説明より良い弓で体験して頂いた方がよく分かる場合があるため。
今回、お使い頂いた方々はかなり弾ける方なのだが、面白いくらい成果が出た。割とラフに動かした方が楽器がよく鳴ることや、少しギコギコ気味の方が胴体が鳴ることなど。良い楽器で体験して頂ければすぐ分かるので、ぜひその感触をお持ち帰り頂ければと。
楽器や弓は演奏に影響を与える。うちで使っている楽器は、ちょっとしたものではあるので、その感触を知って頂ければと思う。
レッスンでは生徒さんと交互に弾くことをよくやる。音階や弓の練習で行うことが多い。
音色は伝染ると思う。教える側が良い音で弾いていれば、教わる側も良い音で弾けるようになる面がある。だからこそ、たいていの場合一番良い楽器と弓で弾くし、そうすると実際に生徒さんもそういう音になる。
先日のレッスンで、お話の流れで途中30万円ヴァイオリンにかえたら、生徒さんの音が途端に悪くなってしまって非常に興味深かった。それぐらい、音は伝染しやすいものと思う。
わたしの先生も交互に弾く指導を行うが、確かに音色を伝えるには最も効率的かもしれないなと思う。
カール・フレッシュは、先生が弾くのを否定的な言い方をしているが(無意味に弾くのを否定していると思うが)、全く弾かない先生はいかがなものかと思う。先生の音はすごく大事なものと思う。
レッスンの際にご要望頂き、少し曲を弾かせて頂いた。全然ボロボロで、うまく弾けなかった。非常にくやしい。
昨日の日記でも触れたけれども、自分の演奏のための練習が必要。早速、空き時間にみっちりと自分の練習をしたが、なかなか元には戻らない。レッスンで言っているようなことを自分に言い聞かせての練習(^^;。
自分は全然上手ではないし、演奏家でもないけれども、それなりにきちんと弾けるようにはしておきたい。
ガスファンヒーターがこわれた。ファンが異音を発するようになってしまった。自分で直そうと分解するも直らず。どの部分が接触して異音を発しているのだろうか。
もう3月でじきに暖かくなるだろうから、すぐに買い換えるか迷うところ。冬物は今安売りしているのも確かだけれども・・・。