ヴァイオリン教室「ヴァイオリンがわかる!」

ヴァイオリン教室「ヴァイオリンがわかる!」はヴァイオリンに対して熱意を持って取り組んでいる方を応援します。

ピカソ展

金曜日はピカソ展を見に、国立新美術館とサントリー美術館に嫁さんと出かける。

すごい!のひとこと。初期から晩年まで230点の展示会。極めて力のある作品も多かったし、しかも、どんどん作風が変わっていく。こういう人を天才と呼ぶのだろう。考えられない配色だったり、意味不明な形状だったりだが、どれも力を感じる。セザンヌっぽいもの、マグリットっぽいもの、マティスっぽいもの、ミロっぽいものなど、西洋美術史が全部ある感じ。

ぜひぜひ、とお勧めしたい。強烈な画像のビートの嵐です(ちょっと疲れました・・・)。

気に入ったもの(羅列でごめんなさい)

【サントリー美術館分】
・自画像("青の時代"の超有名な作品。実物は青が深く透き通っている)
・ピエロに扮するパウロ(素直にかわいい。実在感すらある)
・人物と横顔(コミカルな感じがとても好印象。ただ、解説によると楽しくはないらしい)
・パレットを手に画架に向かう画家(こちらもコミカル)
・影(空間と時間を感じさせる絵:自分でも何言っているか分かりませんが)
・若い画家(若い画家なのに歳を取って見える。青の時代の自画像と対照的)

【国立新美術館分】
・ラ・セレスティーナ(今にも動きそうな。でも青がとてもきれい)
・木陰の三人の人物(暗い色だが、非常に力がある)
・マンドリンを持つ男(意味不明ですが良い絵)
・肘掛け椅子に座るオルガの肖像(素直に美しい。今にも動きそう)
・フォンテーヌブローのサロン:ピアノに向かうオルガ(線画だが、音が聞こえる)
・画家とモデル(これも意味不明だが、すごい力があり)
・大きな水浴の女(なんか良い感じ。でもネコに見えた)
・円卓の上の大きな静物(マティスっぽい印象。絵がまぶしい)
・読書する女(信じられない配色。でも、実物は輝いて見える)
・泣く女(ゲルニカを思わせる。声が聞こえるよう)
・読書する大きな水浴の女(これはかわいらしかった)
・ドラ・マールの肖像(これも信じられない配色。実物は美しい)
・朝鮮の虐殺(朝鮮戦争を見ていないはずなのに。戦争とはこういうもの)

 


 

レッスン(教える方)

土日は教える方のレッスン。今週は今回初めてヴァイオリンを弾く方から音大生の方まで、中学生の方から年配の方まで、非常に幅広く15コマ。多くの方にお越し頂き感謝です。

ヴァイオリンは本当に単純なことで音色が変わる。音色が良くないのは駒からの距離が適切でなかったり、弓を速く動かし過ぎたり、遅すぎたり。上達してきたら、体重のバランスやひじの高さを1cm変えるだけでも大きく音が変わる。

だからこそ、諸説様々になるのだろうけれども、結局は、速すぎず遅すぎず、強すぎず弱すぎずの適切な加減で、と、一番緩んだ姿勢・持ち方でとしか言いようがない。

多分それが、高い確率で良い音を出す正解に近いと自分自身は考えています。



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